日本において電子辞書はかなり多くの人々に使われていて、もはや英語学習者には欠かせないアイテムとしてなりつつあります。
ちなみに海外には電子辞書というものはあまり普及してなく、僕がアメリカに行った時にクラスで電子辞書を開いていたら、「何これ?」という感じでクラスメート数人に僕の席を囲まれたのを覚えています。笑
韓国から来ていた留学生も日本のと似たような電子辞書を使っていましたので、日本と韓国では電子辞書は割と使われているのでしょうね。(他の国ではわかりません)
ということで、前回同様まず2つのメリットとデメリットを徹底比較していきたいと思います。
電子辞書
メリット
①とにかく早い
⇨すぐに意味がわかるので効率が良い。
②種類が豊富
英語⇨日本語訳
英語⇨英語訳
日本語⇨英語訳
英単語⇨類義語
などなどその他様々な機能が入っている。
③発音機能が付いている ☆これは特に重要
⇨単語の発音を実際に聞くことが出来る。
④多機能ツール
辞書機能だけでなく、その他様々な勉強ツールがついている。
⇨英会話ツール、多言語辞書、広辞苑、などなど(多言語辞書に関しては英語圏以外の国へ行く時にかなり重宝します)
⑤持ち運びがラク
⑥検索履歴
⇨検索履歴がついているので過去に何の単語を調べたのかが分かる。
デメリット
①電池の消耗
⇨電子機器なので、電池やバッテリーが無くなったら使えない。
②値段が高い
⇨安いのでも1万〜は確実にかかる。
③壊れる可能性
⇨あくまで電子機器なので壊れたら使えない。
④難しい
⇨デジタル機器が苦手な人にはやはり紙の方が使いやすい。
紙の辞書
メリット
①自由度が高い
紙なので自分で好きなように書き込んだり、マーカーを引く事も可能。
⇨追加の情報を自分の好きなように足せる。
②紙である利点
⇨重要なページを折り曲げることにより、いつでも見ることができるので覚えるのに便利。
③使い込める
⇨使えば使うほどボロボロになったり馴染みが出てくるので “これだけやったんだ感” を味わう事が出来る。
④慣れる
⇨辞書を引くのも、慣れればそれほど時間はかからない。
⑤使い勝手
1つの単語の欄に例文、類義語、反意語などの情報が満載。
⇨電子辞書だといちいち画面を変える必要がある。
⑥シンプル
⇨一度単語の引き方に慣れれば、電子辞書のような細かい機能などはないので簡単。
⑦安い
⇨電子辞書に比べ安く手に入る。
⑧合理的
自分でページをめくりながら時間をかけて調べた単語は頭の中に入りやすい。
⇨暗記向け
デメリット
①遅い
⇨早さでは圧倒的に非効率的。
②かさばる
⇨電子辞書に比べ重いので荷物としてかさばる。
③機能の少なさ
かさばる割に辞書だけの機能にしぼられてしまう。
⇨電子辞書のように多機能ではない。
④発音機能がない
⇨発音記号は付いているけど、電子辞書のように発音はさすがにしてくれない。☆重要
⑤結局は紙
⇨重要だとマークしたページも切れてしまえば最後。
電子辞書>紙の辞書
ここまで見てきて、僕としては電子辞書の方に軍配が上がります。
なぜなら上にも書いた通り電子辞書にはなんと言っても “発音機能” が付いているからです。
機械が発音してくれるので発音記号に加え、ネイティブの音まで実際に聞くことができるのでここが電子辞書と紙の辞書の勝敗を分けるポイントかと。
単語を覚えるうえで発音の仕方が分からなければ単語の意味やスペルを覚えても無意味だと僕は思います。
ですので、発音記号が付いていない単語帳は買わない方が良いという風に僕は今まで色んな人に助言をしてきました。笑
まとめると僕も電子辞書を大いに重宝しています。
けれど僕も紙の辞書を持っていないわけではありません。
実際に紙の辞書をメインに使っていた時期もありました。(アメリカにいた半年程)
しかし今は、
電子辞書95%
紙の辞書5%
という感じに落ち着きました。
本当に重要だと思った単語は紙の辞書で調べて自分でマーカーを引いたりメモをしたり、ページを折り曲げて暇な時に見返してみたり。
そういうふうにオリジナリティを出せる点では紙の辞書は圧倒的に有利と言えますね!
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