本記事ではバンコク市内の交通事情をまとめて、その中で最もお手軽でリーズナブルな移動方法をご紹介致します。
※2018年8月現在の情報となります。
タイの交通事情
タイ、特にバンコクはインフラがしっかりと整っていて観光客やローカルの方々は移動がとても楽です。
またこのリスト内には入っていないけれど、国鉄を利用してバンコク市内からタイの地方都市に行くことも簡単です。
料金は圧倒的に安く、例えばバンコク〜アユタヤ(タイの古都)間は2時間ほどかかりますが料金は15バーツ(約45円)で行くことが可能です。(クーラー無し&乗り心地最悪ですが、笑)
一方、田舎に行くとわかるのですが、道路は舗装されていなく、川を渡るのにも船を使わなくてはならなかったり、その辺のインフラはまだまだ整備が必要だったりします。
国鉄の線路沿いには板のような物が橋として使われていてそこを通るたび心臓がすくむ思いでした。w
では早速バンコク市内の移動方法を見ていきましょう。
①メータータクシー
こちらの写真の中のカラフルなのが全てタクシーです。
バンコクのタクシーは“メータータクシー”と“交渉型タクシー”があります。
タクシーの上の所に“TAXI METER”と書かれていれば基本的にメーターを使ってくれます。
しかし、道路が混んでいる時や目的地が運転手の都合にそぐわない(笑)時などは乗車を拒否されたり、値段交渉になるのが基本です。
これはバンコクだけでなく、海外では当たり前なので乗車拒否されても差別や運転手の性格が悪いとかあんまり思わないようにしましょう。笑
どうしてもメーターを使ってほしい時は、
Could you use the meter?
と言えばOKです。
“ミーター”とハッキリ言えば聞き取ってもらえます。
注意点
タイの人はとても優しくて、バンコクは比較的安全ですが、中にはメーターの数字の所を隠してボッタクル運転手もいますので、その場合などは、
Can I see the meter?
(メーターを見せてもらっていいですか?)
Could you move 〜 out of the meter?
(メーターのとこの〜をどかしてくれませんか?)
などと言えば大丈夫です。
②交渉型タクシー
こちらは上のメータータクシーに加えもう一つのタクシー、“交渉型タクシー”です。
メータータクシーに比べ比較的割高ではあるものの、そこまで法外な値段を取られるわけではありませんのでおすすめです。
観光地から観光地の移動は交渉になる場合が多いです。
ちなみにバンコクの移動方法はこの交渉型&メータータクシーが最も楽で安い移動方法です。
特に二人以上で乗る際は後述するBTSやトゥクトゥクよりも安いです。
③バス
バンコクでバスに乗るのはあまりおすすめしません。
ルートや時間などが把握しづらいという点からあまりにも難易度が高いです。
しかし、この2つのパターンの場合ならおすすめです。
1, ドンムアン空港から市内に行きたい時
空港〜市内BTSモーチット駅まで行くバスがあるのでこれは楽&安いです。
2, ドンムアン空港からスワンナプーム国際空港に行きたい時
これらを除いてバスの利用はおすすめしません。
④バンコク市内の電車(ARL&BTS&MRT)
路線図
バンコク市内の電車は朝の6時〜深夜0時までの間利用できます。(細かい始発、終電の時間は駅によって異なります)
日本と同様ラッシュアワー(6時から9時まで)の時間帯はかなり混んでいます。
値段は30バーツ(90円)くらいからかかりますのでバンコクの他の交通手段に比べると割高ではあります。
ですが難易度としては楽なのでバンコク滞在中は重宝するかと思います。
特にこの緑の路線、スクムウィット(Sukhumvit)線沿いは繁華街や露店、市場などが点在している場所なのでホテルや宿泊先選びにはおすすめできます。
⑤Grabで個人タクシーまたは個人バイクタクシー
Grabとは東南アジアで主に使われている、アプリで個人タクシー、またはバイクタクシーを呼び出せるサービスのことを言います。
これは非常に便利でアプリ内で自分の居場所をGPSで知らせると大体5分ほどで運転手が来てくれます。
アプリでクレジットカード払いができ、交渉など一切無く、信頼もかなり高いのでオススメです。
⑥トゥクトゥク
バンコクといえばトゥクトゥクではないでしょうか。
街中にわんさかいます。(あれだけの需用があるのか…)一度は乗ってみたいな!という方はたくさんいると思います。
出鼻を折るようかと思いますがトゥクトゥクは乗らないでください。
特に長距離になると法外な値段を提示してきます。
道を歩いていると何人ものトゥクトゥクドライバーに声をかけられます。
何も知らずに乗って、目的地に行ってしまったら最後なので乗る前に“How much?”と聞いて値段をお互いに確認してください。
念の為これがトゥクトゥクの相場です。
1km未満 〜30バーツ
1km〜2km 〜80バーツ
2km以上 100バーツ〜
⑦バイクタクシー
こちらはいわゆるバイタクというやつです。
ローカルの人もたくさん利用しているのを見かけると思います。
バンコク市内の至る所にバイタク停留所があり、そこでオレンジのベストを着ているオッチャン達がいればそれがバイタクの人達です。
こちらはバスと同様行き先がある程度決まっていて停留所から複数ある行き先の中から自分が行きたい場所を伝えて乗るというシステムです。
行き先&料金は停留所に書かれている場合が多いですがすべてタイ語です。
したがって③のバス同様、難易度が高いといえます。
道路が渋滞していたり、どうしてもバンコクでバイクタクシーを使いたい時はGrabでバイクタクシーを召喚するのがオススメです。
⑧水上バス
バンコク市内の川を通る水上バスです。
観光地の周りを進む水上バスなどたくさんありますが、ここではセンセープ運河を通る水上バスをご紹介します。
運行時間は朝5時〜19時くらいの間で大雨などの天候状況によっては運休となる場合もあります。
値段は1人9バーツ〜19バーツ(約27円〜57円)で最安値です。お金は乗ってから、回収する人が来るのでその人に渡せばOKです。
水しぶきをたてて(特に対向する船とすれ違う時)、船内に水がガンガン入ってきても構わずクレイジーに進んでいくので結構速いです。
電車の路線が無いバンコク西側に行きたい時や道路が混んでいてタクシーが使えない時などはオススメです。
⑨レンタルバイク
バンコクではバイクを安くレンタルすることが出来ます。
小型スクーター1日レンタルの相場は大体200バーツ〜300バーツ(600円〜900円)と日本に比べて圧倒的に安いのでオススメです。
その他に保険に入らなければいけなかったりデポジットを預けなければならい場合があるのであらかじめレンタルバイク屋さんを調べるか直接問い合わせしてみるのが良いと思います。
ちなみにバンコクでバイクに乗るには国際免許証が必要となります。
原付き免許や四輪免許証ではだめなので小型二輪免許、中型二輪免許または大型二輪免許を持っている必要があります。
国際免許証は近くの免許センターに行って、パスポートと必要書類(免許センターにある)を提出すれば30分もあれば発行されます。値段は3000円程度で有効期限は1年間です。
バンコクは最高です
どうでしょうか。
バンコクにはかなりたくさんの移動手段がありますので、それら一つ一つを試してみるだけでもかなり楽しめると思います。
特にタイの交通機関は安いし、多少ぼったくられても経験だと思うことにしましょう!笑
移動は旅の楽しみでもありますよね。
最後に、色々書いてきましたがタイの人は本当に親切で僕もバンコクに行きましたがぼったくられたり、嘘をつかれることはありませんでした。
むしろ困っていると親切に助けてくれました。(何度も)
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