【そりゃ太る…】アメリカの食文化が日本とはあまりにも違う件

【そりゃ太る…】アメリカの食文化が日本とはあまりにも違う件

 

こんにちは。本記事はミナトのすゝめ「アメリカの文化」に関する記事になります。

筆者は現在アメリカに住んでいるのですが、「そりゃ肥満になるわ…」というような食生活を送っている方々によく出会います。

 

アメリカは世界でトップクラスに肥満率が高いと言われていますが、これはアメリカの食文化に大きく関係しています。

ということで、本記事ではそんな「アメリカと日本の食文化」を比較しながら詳しく解説しています。

 

アメリカの食文化

 

 

以前も当サイトで、「なぜアメリカの肥満率は高いのか?」ということで、主に「外食産業」や「交通事情」などの要因をあげながら詳しく解説しました。

というのも、アメリカでは「健康に良いもの」ほど高くなります。

 

わかりやすい例で言うと「ファストフード」ですね。

 

アメリカで外食をしようと思えば安くても1500円から2000円は必ずかかります。

安くカンタンに済ませようと思えば1000円以内で食べられるファストフード一択になります。

 

アメリカでは貧乏な人ほど肥満がすごく、お金持ちほど健康的な身体をしています。

これはまさにお金がなければ健康的な食事にお金が回らず、ファストフードなどで済ませざる負えないからですね。

 

普通は貧乏な人ほど痩せているはずなのですが、アメリカでは逆です。

 

 

また、こちらの記事でも詳しく書いていますが、アメリカは「大量消費」の国です。

質よりも量なので、全体的な食事の質が悪く、それに比例し食べ物の「無駄」も増えます。

 

質をあまりにも意識しすぎて「食品ロス」が多い日本とはまさに真逆です。

 

お腹が減ったら食べるスタイル

 

日本含む、アジアや他の国々の多くの文化では基本的に食事は「みんなで楽しむもの」というのがあります。

 

一方でアメリカでは「お腹を満たせればOK」というフシがあります。

特に若い人は「〜時に夜ご飯を食べる」というルーティンがなく、「お腹が減ったらなにか食べる」というスタンスの方が多いですね。

 

食べるときも「テーブルを囲んで食べる」というよりも、「ソファに座ってテレビを見ながら食べる」といった感じです。

わかりやすい写真がこちらですね⇩

 

出典:Thriving Families

 

すべての家庭がこのスタイルかといえばそうではありませんが、最近ではこういう家庭もかなり増えています。

僕も前にアメリカ人のルームメイトがいましたが、夜ご飯をポップコーンで済ませたり、深夜に「お腹が減った」といってよくマクドナルドまででかけていました。

 

常に「いきあたりばったり」のような食生活を送っていました。

 

好きなものを食べるスタイル

 

小さい子供はやはり自分が食べたくないものは食べないものですよね。

「嫌いなものもしっかり食べなさい」と野菜などを親が食べさせたり、「デザートは食後」「ご飯前にお菓子は食べない」などそういった概念が日本では普通かもしれませんが、アメリカでは違います。

 

家庭にもよりますが、例えばレストランに行って小さい子供がケーキだけ食べていたりもします。

 

「食べたくないなら無理して食べなくてもいいよ」というスタイルですね。

 

日本でも本格的なハンバーガーをレストランなどに食べに行けば、ハンバーガーの横にポテトチップスが付いてくるかと思います。

このようにアメリカではポテトチップスを夜ご飯の”つまみ”に食べたりします(稀ですが)。

 

僕もホームステイをしていた時に、夜ご飯のステーキと一緒にポテトチップスとディップが出てきて衝撃を受けましたが、アメリカの食生活はこんな感じです。

 

アメリカの食べ物

 

ではここから、「アメリカ人は実際になにを食べてるの?」ということで見ていきましょう。

 

朝ごはん

 

アメリカの朝食と言えば「シリアル」ですね。

身体に良さそうな気もしますが、子供が美味しく食べれるようなものだと糖質が多いのが現実です。

 

シリアルの他にはパンケーキやベーコン、スクランブルエッグ、果物はバナナなどがオプションとしてはあります。

白いご飯+味噌汁+お魚なんていう素晴らしい朝ごはんがある日本の文化に感謝したいですね。

 

お昼ご飯

 

お昼ご飯は大体サンドウィッチです。

これは日本で言うおにぎりみたいな感じかもしれませんね。

 

その他のオプションとしては、ハンバーガーやホットドッグ、ピザなどがあります。

いずれも手軽に持ち歩けて、手で食べれるので便利だからですね。

 

夜ご飯

 

夜ご飯に関しては家庭や人によってもかなり異なるかと思います。

その日によっても様々な選択肢があるので、ここからは「アメリカの主な食事」ということでさらっと解説していきます。

 

①マカロニチーズ

 

これはマカロニにチーズを大量にまぶしたものでお腹にも健康にも悪いです。

 

インスタント食品の代表でもあって、水を入れてレンジで3分ほどでできるので便利なのですが、味に関してはとてもオススメできるものではありません。

 

②リブ

 

リブはバーベキューへの参加率がかなり高いですね。

日本で「バーベキューをやる」となると、焼き肉用の肉を使って焼いていくと思いますが、アメリカのバーベキューはデカイ肉をそのまま大胆に焼きます。

 

アメリカの100円ショップに行くとバカでかいトングが売っているのですが、あれはバーベキュー用のものですね。

 

③ウィング

 

チキンのことですね。

骨付き肉を揚げて、その後にバーベキュー用のタレにつけて終了です。

 

アメリカで美味しいウィングが食べれるレストランといえば「Buffalo Wild Wing」です。

チェーン店なので、わりとどこにでもあるのですがここはオススメです。

 

④グリルロブスター

 

これはかなり贅沢品になりますが、グリルで焼いたロブスターは本当に美味しいです。

ロサンゼルスのレストランでロブスターを初めて食べた時は感動しましたね。

 

値段も高いので日常的には食べませんが、「アメリカの食事」の代表例の1つでもあります。

「Red Lobster」は日本にもありますが、ここのロブスター含む、エビなどのシーフードは絶品です。

 

⑤七面鳥

 

こちらも「特別な日」しか食べませんが、「七面鳥=アメリカの食事」であるかもしれませんね。

七面鳥は英語で「Turkey」と言いますが、このターキーを丸ごと買ってきてその中に「Stuffing」といってご飯などの「具」を入れます。

 

それを半日ほどオーブンで焼き上げて完成です。

めちゃくちゃ美味しいです。

 

「クリスマスに食べる」というイメージがありますが、アメリカでは11月の「感謝祭」の時に家族みんなが集まって食べます。

 

その他の食べ物

最後になりますが、アメリカはなんだかんだ言っても「多人種」の国です。

 

例えばニューヨークに行けば「世界中の食べ物が食べれる」と言われています。

ニューヨーク以外の都市に関しても色んな国々から来た人たちが自国の食べ物でレストランをやったりしているので、アメリカは食べ物の選択肢が広いです。

 

パスタやウインナーなどのヨーロッパからのもの、日本食や中華などアジア系料理、またメキシコ料理などもアメリカでは人気です。

 

メキシコ料理で言えば、タコスやナチョス、ブリトー、チリコンカンなどがアメリカでは人気です。

アメリカの中華料理は日本や中国本場のと比べるとあまりにも違いすぎますが、春巻きや餃子、チャーハンなどといったものはアメリカ人も日常的に食べます。

 

日本食に関してですが、やはり人気なのはおすしですね。

「寿司」といっても、「カリフォルニアロール」のような日本のとはかけ離れているものですが、アメリカではこれが人気です。

 

あとはインスタントラーメンも人気ですね。

「お金の無い大学生=ラーメンを毎日食べる」

 

このような概念があるほどです。

 

ということで、本記事はこのへんで終わりにしておきます。

最後までありがとうございます。