アメリカ人の「性事情」についてご存知でしょうか。
「アメリカのドラマとか映画とか見てると、性的な言葉とか描写とかよく出てくるから、そういうのにオープンだよね」
「アメリカではアニメが規制されているし、そういうの厳しいらしいよ」
これはどちらも合っています。
本記事ではそんなアメリカの性事情に関して、日本と比較していきながら詳しく解説していきます。
アメリカの性事情
「アメリカ人は性にオープン」とよく言われますね。
実際には「アメリカ人は性に対して真面目」と言ったほうが良いのかもしれません。
これに関しては、良くも悪くも日本とは真逆な部分があります。
上で書いたように、アメリカではアニメが規制されています。
アニメが規制されるアメリカ
アメリカでは日本のアニメが「性的描写が多すぎる」ということで一部規制されていたりもします。
例えばナルトで言う「お色気の術」だったり、パンツが見えるシーンはカットされていることがほとんどです。
アニメのキャラクターがタバコを吸っているシーンはカットされたり、そういったものでもアニメは規制がされてしまいます。
これはかなり余談になってしまいますが、アメリカでは温泉の文化がないということからわかるように、他人の裸は基本的に見せ合いません。
日本では家族なら一緒にお風呂に入るのも当たり前ですが、アメリカでは家族であっても裸を見ることはありません。
これは同性の家族でも同じです。
前にアメリカ人と一緒に「となりのトトロ」を観ていたときに、メイとサツキがお父さんと一緒にお風呂に入るシーンを見てアメリカ人の友達数人が驚愕していました。
「昨日お父さんと一緒にお風呂に入った」
日本では当たり前でも、アメリカでは子供がこんなことを言えば大問題になるので、アメリカに住んでいる方は注意が必要です。
ちなみに、１歳や２歳くらいの頃は、親が「服を着たまま」子供がシャワーを浴びるのを手伝ってあげて、ある程度大きくなったら一人で浴びさせます。
コンビニの「エロ本」に驚愕
前にアメリカ人の友達が日本に遊びに来た時に、コンビニに普通に陳列されている「エロ本」に、「これでもか」というくらい驚いていました。
アメリカの感覚からすると、子供でも普通に見れる場所に同人誌が陳列されてること自体おかしな話みたいですね。
「いやこんなの普通じゃん？」と返しましたが、僕も感覚がマヒしているだけで、普通に考えたらおかしな話かもしれませんね。
アメリカやカナダなどの北米ではありえません。
アメリカの性教育
ちなみにですが、英語で保健体育のことを「Health Education」と言います。
アメリカの保健体育の授業に何をやるのかというと、中学生くらいで実際のコンドームの使い方、感染予防や避妊の方法などをバナナなどを使いながら先生が詳しく説明します。
ある高校では、「子育てがいかに大変か」というのを生徒に教えるために「ダミーの赤ちゃんを一日面倒を見る」という課題を課す学校もあります。
また、10代で性的虐待、性的暴行の被害を受けた女性の生活を密着するかなり感情的なドキュメンタリーを授業で見ることもあります。
これを「行き過ぎ」と見るのか、「進んでいる」と見るのかは人それぞれ違うと思いますが、日本とアメリカではこれだけ性教育の内容が異なります。
アメリカの大学生
「大学生」というのはどの国も同じかもしれませんね。
お酒を飲める年になって、寮生活、自由な時間も多い、車も乗れるようになって、「ハメを外しすぎてしまった」なんてことは日本ではよくある話です。
基本的にはこれはアメリカも同じことです。
しかし圧倒的に違うことは、大学はこういった部分に徹底して教育します。
アメリカの大学には入学式というのは基本的にありませんが、入学初日に「オリエンテーション」というものがあります。
これは在学中の生徒がキャンパス内を案内してくれたり、ちょっとしたゲームをやります。
その一環に「性教育」のプログラムがほとんどの大学に含まれています。
そこではコンドームが配られ、つけ方はもちろん、お酒を飲むときの注意点、男女同じの学生寮で生活する上での敬意など、そういったものを徹底して教え込まれます。
筆者もアメリカの大学でオリエンテーションを経験しましたが、僕の時は「未成年の時にレイプされた」という方のお話を聞きました。
内容もかなりリアルなものでした。
セックスにはオープンです
ここまででわかるかもしれませんが、アメリカ人はセックスの話はよくします。
上記のような「コンドームのつけ方」の講義でも、面白おかしく笑ったりしている生徒はいません。
このへんで、アメリカ人は「性にオープン」というよりも「真面目」と言ったほうが当てはまるかもしれませんね。
アメリカの闇
アメリカの児童への性的虐待の数は以上レベル
アメリカの性的虐待件数は世界で3位です。
結構前からカトリック教会の聖職者、組織がらみの児童への性的虐待が世界中で問題になってるけどこれはアメリカの闇ですね。
陰謀論じゃないけど、政治的な深い闇がありそう。
— マサヤ🇺🇸ミナトのすゝめ (@masaya_minato) June 29, 2019
こちらのツイートにもありますが、アメリカの性事情にもかなりの闇が存在します。
日本では、痴漢や職場でのセクハラなどが問題になったりしますが、アメリカでは性的虐待です。
パリス・ジャクソン
⇨14歳の時に見知らぬ人に性的暴行を受けた。
ケシャ
⇨18歳の時にピルを飲まされた後に性的暴行を受け2日後に目が覚めた。
レディー・ガガ
⇨19歳の時にプロデューサーから毎日性的暴行を受けていた。
マドンナ
⇨ニューヨークに住んでいた時代に銃を突きつけられながらレイプをされていた。
オプラ・ウィンフリー
⇨9歳の時にいとこに犯され、さらに14歳の時には妊娠させられ出産、生まれた子供は1週間後に死亡。
このように、小さいころに性的虐待を受けたという有名人の名前を出していったらキリがないほどです。
だからこそ、アニメの中にある「性犯罪を誘発するようなコンテンツ」には、厳しいのかもしれません。
このへんの問題に関して、「カトリック教会」など、組織的なものも多いのが現実です。
こういった問題に関して、以下の記事では詳しく解説しているので、本記事に続いて気になった方はぜひ⇩