【田舎VS都会】結局アメリカに留学するならどっちが良いの?

【田舎VS都会】結局アメリカに留学するならどっちが良いの?

 

こんにちは。本記事はミナトのすゝめ「アメリカ留学」に関しての記事になります。

 

「アメリカに留学を考えている」

「子供が留学をしたいと言い出した」

 

こんな方々、「結局アメリカ留学は田舎と都会ではどっちが良いの?」という疑問があるかと思います。

これは永遠の議題でもありますね。

 

ということで、本記事では【田舎VS都会】ということで、それぞれのメリット・デメリットを詳しくご紹介していきます。

 

本記事の信頼性

 

筆者の経歴をさらっとご紹介すると、僕は現在アメリカ・ノースダコタ州というど田舎の大学に通っています。

5年前に初めて留学のためアメリカに来ました。

 

当初はインディアナ州に通っていましたが、経済的な理由で1年半ほどで日本に帰国して3年ほど働いて再度こちらに来ました。

インディアナ州の頃は大学もわりと大きなところで、街自体も「中核都市レベル」の場所に住んでいました。

 

そんなこともあり、筆者は田舎も都市も両方にある程度住んだことがあります。

他にはニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、シカゴ、ソルトレイクシティなどなど、アメリカの都市にも色々行ったことがあるので、ある程度ではありますが「本記事の信頼性」にはなるのかなと考えています。

 

田舎&都市、両方の大学に通ってみて色々と思うことがあるので、本記事では「徹底解説」ということで、詳しく書いていきます。

 

 

田舎のメリット

 

 

まずはアメリカの田舎のメリットからご紹介していきます。

 

①安い

 

まずはこれですね。

「なんでそんな田舎に留学したの?」と筆者も聞かれることが多々ありますが、最大の理由としては「節約したかった」ということに限ります。

 

というのも、アメリカの大学の学費はケタが違います。

これには色々問題や理由があるのですが、年間200万から300万、卒業するまでに1000万円以上かかるのが普通だと思ってください。

 

さらに物価も日本よりはるかに高く、留学生はアルバイトもできないので、生活するだけでも「貯金を食いつぶす」ことになります。

無償の奨学金や両親から支援していただいている人なら良いですが、そうでなければ厳しいですね。

 

 

こちらのツイートにもありますが、田舎なら月の家賃が3万円程度で済みますが、カリフォルニアやニューヨークといった場所だとこれはありえませんね。

狭いアパートに数人でシェアしても7万円ほどにはなります。

 

また大学の学費自体も田舎なら安いのでこのへんが最大のメリットの一つとも言えます。

 

②安全

 

一概には言えませんが、アメリカは都会と田舎で世界が違います。

日本の方々がよくイメージするような「THE・アメリカ」のようなものはカリフォルニアやニューヨークのような場所かと思います。

 

特にニューヨークなど行けば、地下鉄でダンスをしてたり、音楽をガンガン流してまさに「カオス」のような場所ですが、アメリカの田舎は基本的にもっと「保守的」です。

人は優しく、静かな場所が多いですね。

 

僕が住んでいる場所ではそれこそ日常的に「ヒッチハイク」をしているような場所です。

筆者も何度かご近所さんに「近くまで乗っけてってください」とお願いして車に乗っけてもらったことがありますが、それくらい優しい人が多いですね。

 

どこの世界でもそうですが、都会では自然に治安が悪くなります。

その点では「東京が安全すぎる」とも言えますね。

 

③人との距離感

 

田舎の大学では大体数千人規模の大学がほとんどかと思います。

そういった場所では人との距離感が圧倒的に近いです。

 

「生徒数VS教員」の比率も比較的高く、教授や留学生担当の人などかなり親身に面倒を見てくれます。

この「生徒数VS教員」の比率は大学を選ぶ上でかなり大切で、この比率が低い場所ではいくらすごい教授の方々がいても物理的に忙しくて「相手にしてくれない」こともあります。

 

また、アメリカ留学では誇張なしに「一生モノの友人」ができます。

同じ寮に住んで、三食同じ場所で食べて、毎日一緒に勉強するので、当然と言えば当然かもしれませんね。

 

田舎の大学ではこのように「人との距離感が近い」ので、みんな親身に面倒を見てくれたり、本当の友達ができます。

 

④日本人が少ない

 

都会は言うまでもなく留学生が多いです。

その分日本人留学生も多いのも事実です。

 

「日本人留学生とは仲良くしないほうが良い」なんて言うつもりはないのですが、多すぎてもあまりよくないのが現実です。

例えば、周りに日本人がいない環境だと自分が「唯一の日本人」になれます。

 

つまりこのように日本人が全くいない場所だと、「日本人というだけで」重宝されます。

 

「日本について教えてよ!」

「日本語勉強しているんだけど、チューターになってくれない?」

「今度東京に行くんだけどおすすめの場所ある?」

 

他の日本人がいないので、「日本のことならあいつに聞いてみよう」ということで重宝されます。

 

最近では日本語を勉強している人やアニメに興味のあるアメリカ人も多いので、思わぬところから仕事や友達が増えることもあります。

発信者になり、情報のアウトプットをすることにより、英語力は格段に上がってきます。

 

⑤アメリカの文化

 

「田舎は留学生が少ない」と上でも書いていますが、こういった田舎の大学や学校では「本当のアメリカ」を知れますね。

繰り返しになるのですが、アメリカは田舎と都会では世界が違います。

 

都会は留学生だけでなく、外国人や移民の方々が多いのが現実です。

それはそれで全く問題はないのですが、アメリカ人と一緒にいたほうが英語力だけでなく、単純に「良い経験」になるかと思います。

 

 

都会のメリット

 

 

さて、ここまで「田舎のメリット」ということで見てきましたが、ここからは「都会のメリット」も見ていきましょう。

 

①便利

 

説明不要かもしれませんね。

都会はなにかと便利です。

 

電車やバス、タクシーが発達していて、徒歩や自転車ですぐにどこか行けるのが都会のメリットでもあります。

アメリカの田舎では電車やバスどころかタクシーも無いところも当たり前なので、田舎に住むとすれば車が必須になります。

 

レストラン、コンビニ、買い物に行くのにかなりの時間を要することもあります。

アメリカは広いので基本的にこんなような場所がほとんどです。

 

東京のように車が必要ないと言えば、ニューヨークやシカゴの都心くらいかもしれませんね。

 

②楽しい

 

上記では「都会は便利」ということで書きましたが、「便利=楽しい」ですね。

近くに観光地やアクティビティ、美味しいレストランなどあれば毎日飽きませんね。

 

さすがに大学に通いながら観光客みたいな生活はできないと思いますが、「休みの日にやることがある」というのは本当に良いですね。

「次の休みにみんなで〜に行こう」といった具合で友達を誘いやすいのもいいですね。

 

田舎だとぶっちゃけなにもないので、休みにやってもやることがありません。

 

③日本食

 

「都会には美味しいレストランがある」と言及しましたが、まさに日本食が食べれるのは都会の最大のメリットでもあるかもしれません。

筆者が住んでいるノースダコタ州ではお寿司なんてあるはずもありません。

 

あっても「カリフォルニアロール」のような「アメリカ版のお寿司」です。

内陸なので仕方ないかもしれませんが、都会であれば下手したら「回転寿司」や「家系ラーメン」なんかもあるので、本当に良いですね。

 

これはレストランだけでなく、日本の食材や調味料でも同じことが言えます。

都会では日本人や日系の方々も多く、アジア系のスーパーなどではそういった「日本のもの」が手に入りやすいです。

 

田舎ではそのへんのアクセスが「皆無」なので、正直きついですね。

 

④日本人同士助け合える

 

「日本人が少ない」ということを「田舎のメリット」の方で書きましたが、「日本人が多い=悪いこと」では決してありません。

やはりアメリカで出会った日本人の友人はそれこそ一生モノの友達ですし、お互いに助け合えるのもメリットです。

 

また就職や今後の進路などについて相談したり、情報交換などもできるのは本当に良いですね。

留学中辛くなった時に頼りになるのは「日本人の友達」でもあります。

 

⑤チャンス

 

都会では「チャンス」がたくさんあります。

それこそ日本人同士の方々に色々紹介してもらったり、紹介状など書いてもらったり、アメリカにいながらにして日本に帰国したときの為の「就職活動」ができるのもメリットですね。

 

「ボストンキャリアホーラム」が最も有名ですが、このようにチャンスが巡ってくるのはいつも都会です。

 

 

【結論】自分に合った留学を!

 

ということで、本日は「アメリカ留学は都会か田舎どっちが良いの?」という疑問に対してお答えしてきましたが、個人的には「田舎」の方に軍配が上がります。

僕は今まさに田舎にいるのでフェアではないですが、アメリカの田舎は本当に良いですよ。

 

ですが、最終的には「自分がやりたいこと」を中心に決めていくのが一番良いかもしれませんね。

大学のブランドや「〜に行きたいから」というのではなく、「〜をしたいから〜に行く」という目的ありきで決めたほうが大体の場合良いことが多いです。

 

ということで、本記事はこのへんで。