【全然違う】アメリカと日本の大学 6つの違い

【全然違う】アメリカと日本の大学 6つの違い

 

 

はじめに▼

本記事では実際にアメリカの大学に留学をしていた筆者が日本の大学とアメリカの大学の違いをまとめて徹底解説していきます。

「アメリカの大学に留学ってよく聞くけど結局日本の大学となにが違うの?」

このような疑問にお答えします。

 

 

アメリカの大学VS日本の大学

現在アメリカには約220の国から107万人もの留学生が在席しています。その多くはアジアからの生徒です。

では世界から生徒が集まるアメリカ留学のその人気の所以とはどこからきているのでしょうか。ここでは日本の大学と比べながら見ていきましょう

 

①「入試」&「入学」の概念がない

 

アメリカの大学に入るために日本のような入試試験を受ける必要はありません。また、みんなで一斉にやる入学式のようなものもないです。

では、「アメリカの大学はなにを基準で生徒を入学させているのか?」ということですが、それはいくつかあります。

 

入学のための重要な要素6つ

①高校の成績

②課外活動(クラブ活動&ボランティア)

③面接

④エッセイ

⑤推薦状

⑥テストの点数

という具合で、1つの要素だけで判断するのではなく6つの要素をまんべんなく見て判断します。

 

そして⑥のテストという部分ですが、これは一発勝負の「試験」のようなものではなく、民間企業・団体が作っているテストです。

主なものだと、SATやACTです。これらのテストでは、大学側が決めた基準の点数以上を取れば入学資格があるということになります。

 

留学生でしたら、TOEFLまたはIELTSになります。ほとんどの大学や短大ではこのTOEFLを入学基準にしていることが多く、

短大(コミュニティカレッジ)→45点

4年制大学→61点

を最低基準にしていることが多いです。

 

また、ハーバード大学のような超有名どころではTOEFL100点以上を求めてきます。

 

②入学するのは簡単だけど、卒業するのが激ムズ

 

①でもあるようにアメリカには日本のような「一斉入試」がありません。そんなこともあり、留学生含め私立の大学やコミュニティカレッジなどは入学するのはめちゃくちゃ簡単です。

TOEFLの基準点さえ超えていれば入学できたり、付属の語学学校(誰でも入学可)を卒業したらエレベーター式に入学させてくれる大学などもたくさんあります。

 

そのかわり、一筋縄では卒業させてくれません… というのも一つ一つの授業で鬼のような課題が出てきます。

さらに次の日にクラスで議論する内容の論文を読まなければならなかったり、クラスで発表するプレゼンを用意したり。

 

予習&復習がありすぎて平日は遊んでる暇はないです(特に留学生は)。

 

③授業料がめちゃくちゃ高い

 

アメリカの大学は世界でトップクラスの高さを誇ります。

これは留学生だけでなく、アメリカ人の学生も州外から来た場合、留学生と一緒で”Out of State Fee”というのを払わなければなりません。ではそこで州内の生徒と州外の生徒&留学生で払う学費の差額を見てみましょう。

 

アメリカの大学にかかる費用平均 (ドル=円レート 1ドル=113円)

コミュニティカレッジ(短大)

授業料 43万円

公立の4年制大学

授業料(州内の生徒) 113万円

授業料(州外の生徒&留学生) 290万円

私立の4年制大学

授業料 392万円

参照: https://www.topuniversities.com/student-info/student-finance/how-much-does-it-cost-study-us

 

日本の私立大学の学費の平均が131万円(初年度)なのに比べると圧倒的ですね。

 

④必ずしも4年で卒業ではない

 

実際に多くのアメリカ人が4年で卒業しません。

途中で学費が無くなったから、「2年ほど働いてまた学業に戻ってくる」という人や、夏休みの間も授業を取って3年で卒業する、ということも一般的です。

 

また僕の大学には「妊娠したから」といって休学をして、出産後ある程度落ち着いてからまた大学に戻ってくるという方もいました。親子で同じ大学に通っている方もいました。

日本の大学では、3年生の内に単位を取り終えたら、4年目は就職活動に専念したり、最後の一年は割と自由に使って「みんなで一斉に卒業」というパターンですよね。

 

この違いはどこから来たのかというと、アメリカでは日本のような「新卒一括採用」がないからです。好きな時に就職したり、転職したりできるのがアメリカの文化ですね。

 

⑤学部や専攻をいつでも変えられる

 

日本の大学では入学時に学部を決めることが一般的で、決めたあとは変えられないのが普通ですが、アメリカの大学では入学時に決める必要はなく、何を勉強したいかが決まったら「自己申告」をするだけです。

基本的に最初の2年間は一般教養(必ず取らなければならない科目)を取りつつ3年目に自分の専攻を決めることになります。なので大学に入って2年間は「何を勉強したいのか」を考える猶予があると言えます。

 

したがって「最初の2年間一般教養の科目を取って、3年目は経済学を勉強していたけど途中で観光学に変えたので卒業するまでに5年くらいかかった」という方もたくさんいます。

これも④の「必ずしも4年で卒業というわけではない」ということからくる利点ではありますね。

 

また、興味のある分野の学部が複数ある場合は「ダブルメジャー」といって専攻を2つ選択することもできます(かなり大変だけど)。そういった面でもアメリカの大学は融通がききます。

 

⑥寮があるのが基本

アメリカの大学は他の国からの留学生が多かったり、物理的に国の領土が広いため、大学は寮を設けていることが基本です。

大学によっては1年生は強制的に寮に住まなければならない(大学の方針により)、というところもあるので、シェア生活が苦手な方は要チェックです。

また大学内には銀行やレストランがあったり、大学が1つの街のようにデカイということも日本の大学との違いですね。

 

⑦就職まで面倒をみない

 

アメリカの大学に留学していた人がよくおちいる「落とし穴」は、アメリカの大学に通っていたら、就職活動の仕方がわからないんです。

日本の大学では4年目は就職活動をして、様々な企業のリサーチをしたり、履歴書の書き方まで教えてくれる大学がほとんどですが、アメリカでは就職まではそこまで手厚いサポートはしてくれません。

 

企業研修(インターンシップ)などのプログラムは学部ごとにありますが、日本のように新卒一括採用ではないので一人ひとりにそこまでのサポートはしません。

大量の課題や論文などを書かすわりに就職の手伝いは一斉しない、ということもあり見方によっては合理的ではないことが言えます。

 

まとめ

 

どうでしょうか。どちらの国の大学にもメリット&デメリットはありますが、最終的には「自分が学びたい勉強をできる」大学を選ぶのが良いと思います。

そういった意味でアメリカの大学は様々な分野の勉強ができる&融通がきくので良いと思います。