日本ではほとんど使われなくなってしまったフェイスブック。
もはや「友達の誕生日通知機能」くらいでしか使ってない、という方も多いのではないでしょうか。
日本ではフェイスブックよりもむしろ、インスタグラムやツイッターが人気ですね。
そんな中、アメリカではどうでしょうか。
アメリカでは、インスタグラムをはじめ、スナップチャットなどが最近ではかなり人気ですね。
しかし実際はまだまだフェイスブックが健在なのが現実なところです。
本記事では、そんな「Webマーケティング」の観点から、アメリカのフェイスブック市場を詳しく解説していきます。
アメリカのSNS事情
繰り返しになりますが、アメリカではインスタグラムやスナップチャットなどが最近かなり人気です。
どちらも「ストーリー機能」という、一日たてば消えてしまう画像や動画の投稿ですね。
例えば大学生などが、酔っぱらって投稿した動画が次の日には自動でなくなるという感じです。
一度投稿したものが、「黒歴史」としてネット上に残り続けることがなくなったので、画期的な機能とも言えます。
そんなこともあり、このへんは若い人にかなり人気です。
あとは「動画界の王道」ともいうべき、YouTubeやNetflixは説明不要ですね。
あとは音楽のプラットフォームでいうと、Apple MusicやSpotifyが人気です。
ではフェイスブックはどうでしょうか。
ここから、「アメリカでフェイスブックがまだまだ健在な理由」というのを詳しく解説していきます。
①10人に7人が利用
出典:10 facts about Americans and Facebook
上記の表がアメリカにおいてのSNS利用状況です。
こうしてみてみると、YouTubeはまだわかりますが、そのYouTubeに唯一対抗しているのはフェイスブックということがわかりますね。
その下にインスタグラムやツイッターがあります。
②74%が毎日サイトに訪問
上では「10人に7人がフェイスブックを利用している」と書きましたが、その中の74%が毎日サイト、アプリに訪問していると言われています。
4人中3人の割合ですね。
これは圧倒的な数字とも言えます。
出典:https://blog.btrax.com/jp/line-stats/
これはアメリカだけではなく、世界の利用状況です。
これだけ見るとやはりフェイスブックは、まだまだ世界では主流ということがわかりますね。
③広い世代が利用
インスタグラム、スナップチャットは若い世代に人気ですが、フェイスブックはどちらかというと、上の世代に人気です。
さらに言うと、男性、女性、分け隔てなく、どんな人種の方にも関係なく人気ということも言えます。
④情報コンテンツとして利用
そして、アメリカ人の43%の人がニュースなどの情報をフェイスブックから得ていると答えています。
これは日本で言うツイッターと同じ使い方かもしれませんね。
⑤目的が変わってきている
そして最後になりますが、フェイスブックはもはや従来のSNSというカテゴリーだけにとどまらず、様々な使い方ができるということが言えます。
最近ではマッチングアプリのようなサービスを開始したり、フリマ、仕事情報、賃貸などの不動産、レストラン、旅行、様々なサービスをフェイスブックというプラットフォームで利用ができます。
企業や個人でなんらかの活動をしている方などは、「グループ」や「フェイスブックページ」などを利用してマーケティングなどをしていることも多いかと思います。
他には「地域密着系」のグループページなんかが人気です。
そんなこともあり、アメリカではなにか物を売りたい時、ルームメイトを探したり、ローカルな情報を得るのに最適ということから活用されてます。
ということで、本記事では「アメリカではフェイスブックがまだ健在」ということで解説してきました。
アメリカでビジネスをやられる方、またはこれから留学するという方も、フェイスブックはかなり活用できるツールでもあります。
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