【海外の人に怒られる】日本のハロウィンはそもそも違う件

【海外の人に怒られる】日本のハロウィンはそもそも違う件

 

はじめに

僕「日本のハロウィンってどう思う?」

カナダ人「あれは仮装というよりも”コスプレ”だよね」

僕「たしかに」

カナダ人「そもそも大人しか楽しんでないし…」

 

以前ちょうどハロウィンの時期に日本に訪れていたカナダ人の友人とこんな会話をしました。

海外の方々から「日本のハロウィンについてどう思うか」というのを聞くと面白いですね。

 

中には「これはこれでいいんじゃない」という人もいますが、「ハロウィンは伝統行事なのに日本人はそのへんわかってない」と少しお怒りの方もいます。

ということで、本記事では「そもそもハロウィンとはなんなのか」、「日本のハロウィンがおかしい理由」というのを詳しく解説していきます。

 

ハロウィンとは?

 

ハロウィンの起源は古いです。

紀元前までさかのぼり、もともとはキリスト教ではなく「ケルト民族」というヨーロッパの民族から始まりました。

 

古代ケルトでは11月1日が新年だったので、10月31日の新年前夜、つまり大晦日ですね、その日に秋の収穫物を集めたお祭りが開かれたのがハロウィンの始まりです。

そしてその日には先祖の霊が戻ってくると信じられています。

 

先祖の霊とともに悪霊もやってくると言われているので、その「厄除け」のための仮装をするようになりました。

この文化は主にヨーロッパ発祥だったので、次第にキリスト教に取り入れられるようになり、現在ではめっきり「キリスト教のお祭り」と知られていますね。

 

 

海外と日本の違い

 

「ヨーロッパ ハロウィン」のグーグル検索結果

 

「カナダ ハロウィンのグーグル検索結果」

 

「アメリカ ハロウィン」のグーグル検索結果

 

「日本 ハロウィン」のグーグル検索結果

 

こちらはヨーロッパ、カナダ、アメリカ、日本のハロウィンのグーグル検索の比較ですが、もはや怖くなってくるほど違いますね。

“海外”と言っても、ハロウィンをお祝いする国は、アメリカやカナダなど含むいわゆる欧米の国になります。

 

最近では韓国や中国なども日本のようにハロウィンをお祝いするみたいですね。

ということで、ここからは具体的に「日本のハロウィンがそもそも違う理由」ということを見ていきましょう。

 

①大人が楽しむ日

 

ハロウィンはあくまで子供メインの日です。

「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」というハロウィンの言葉がありますが、「お菓子をくれないといたずらするぞ」と子供が仮装をして近所を回るのがハロウィン風習です。

 

この「トリック・オア・トリート」の文化は1950年代のアメリカから生まれたとされていますが、日本では根付いていないのが現実ですね。

 

②そもそもの文化を知らない

 

これは仕方のないことかもしれませんが、多くの日本人がハロウィンの意味を知らないのも事実ですね。

例えば、「お盆」の意味を知らない日本人がいるように、アメリカなど海外の人々でもハロウィンの意味を全員説明できるとは限りません。

 

しかし、そもそもハロウィンを宗教行事だと知らなかったり、海外では古い伝統・文化ということをわかっていない方も多いと思います。

それはそれで問題ですね。

 

ハロウィンはコスプレをする日ではなく、古い伝統のある宗教行事です。

 

③家族ではなく友達

 

例えば、「日本のクリスマスは恋人と一緒に過ごすというのが日本の慣習だよ」と海外の方々などに言うと驚かれますが、これはハロウィンも同じで、このへんの行事は海外では「家族と一緒に過ごす日」です。

日本でもお盆やお正月は家族と一緒に過ごす方が多いですが、これと同じですね。

 

「先祖の霊が帰ってくる日」というのを知っていながら渋谷でパーティーをしている人はどのくらいいるかわかりませんが、まぁそういうことですね。

 

④仮装ではなくコスプレ

 

これも繰り返しになりますが、日本では仮装というよりもコスプレですね。

ハロウィンでの仮装は「悪霊を追い払うため」なので、「ドラゴンボール」の格好をしても仕方ないですね。

 

アニメや漫画の文化がある日本でこそこれが定着したとも言えるかもしれませんね。

アメリカも日本のハロウィンに近いものがあります。

 

アメリカでも家族と一緒に過ごすのが基本ですが、大学生など若い人はアメコミのコスプレをしてクラブにでかけ、お酒を飲むという人もかなり多いです。

 

 

楽しみ方は人それぞれ

 

ということで、本記事では「ハロウィン起源」を詳しく説明しながら、「日本のハロウィンがおかしい理由」というのを書いてきました。

最後になりますが、「楽しみ方は人それぞれ」ですね。

 

クリスマスやバレンタインデーもそうですが、「文化は時とともに変化するもの」です。

例えば、アメリカ人はお寿司にマヨネーズをぶっかけたり、ラーメンをフォークで食べるレベルですが、このへんの文化も外国に輸出されれば必ず変わるものです。

 

これが良いか悪いかではなく、その起源を知っておいて損はありません。

冒頭にも書きましたが、「これはこれで良い」のかもしれませんね。

 

当サイト「ミナトのすゝめ」では、他にも海外と日本の文化を比較している記事を書いています。

以下の記事では「クリスマスにケンタッキーを食べるのは日本だけ」というのを解説しているので、本記事にあわせておすすめです⇩