こんにちは。本記事は「ミナトのすゝめ」留学情報に関しての記事です。
アメリカの留学はケタ違いに高いですが、工夫をこらしながら生活すればむしろ貯金できます。
ということで、先日ツイッターにてこんなツイートをしました。
アメリカ留学中に「お金を節約したい」って人は大学内の学食か寮の管理人にでもなるとかなり節約できる。
学食ならご飯タダになるし、寮の管理人なら大学によっては給料+寮費タダになるから学費が桁違いの米の大学でもいくらでもお金稼げますね。
ちなみに僕は来学期から学食で働きます(サイコー)
— マサヤ🇺🇸ミナトのすゝめ (@masaya_minato) August 1, 2019
「アメリカ留学は高い」
「留学なんてお金持ちにしか無理だよ」
よくこんなことを言われたりもしますが、実際そうでもありません。
生活費、食費を計算しながら生活していけば日本にいるよりも下手したら節約、むしろ「貯金」までできます。
本記事ではそんな「アメリカでの節約術」を徹底解説しています。
筆者のアメリカ生活での知識すべてをシェアしているので、この記事は留学生や留学を考えている方にとっては保存版だと自負しています。
【大前提】アメリカでは働けない
これはアメリカに留学する前に必ず知っておかなければならないことですが、アメリカの留学生は大学の外では働けません。
ビザの関係ですね。アメリカはそのへんかなりシビアなので、例えば違法に働いているところを移民局にでも見つかれば即刻強制帰国になります。
なので、「どうしてもバイトをしたいな」という留学生は大学のキャンパス内でしか働けません。
大学のキャンパス内であっても、「週に20時間まで」という規則があります。
時給も外の仕事に比べると「ボッタクリレベル」なパターンもあります。
実際どうなの?
実際日本食レストランや中国レストランなどでは、最低賃金かむしろそれ以下の給料で留学生が働いていたりもします。
というのも、そういった違法なバイトであれば制限もなく、お客さんのチップでかなりお金を貯められるからですね。
しかし、これに関しては一切おすすめはしません。
見つかればそれこそ人生が「つむ」ので、ブラックなアルバイトはやめておきましょう。
働く方法はあります
アメリカでもキャンパスの外で働く方法はあります。
インターンシップやOPT、「生活困難な人限定のウォーキングビザ」などなど、必要な手続きをしっかりと取れば働くことも可能です。
「どうしてもキャンパスの外で働きたいな」という方はそれ相応の許可を取得しましょう。
アメリカの節約方法10選
残酷なことにまともに働かせてもくれないわりにアメリカの大学の学費はケタ違いに高いです。
こちらの記事で詳しく「なんでこんなに高いの?」というのを書いていますが、まずは私立や物価の高い都会を避けるのが一番の節約かもしれません。
しかしそんなことも言ってられませんね。
なおここでは「何も買わない」や「ご飯を食べない」などといった節約法は「論外」として、「しっかりとした生活を送った上でのアメリカでの節約方法」をご紹介しています。
①学食で働く
冒頭のツイートにもありますが、学食で働けば食費が浮きます。
週に3回でも働くことができれば3日分の夕食が無料になるので、だいぶ食費が節約できますね。
留学先の大学にカフェテリア(学食)があればまっさきに「アプライ」してみると良いかもしれません。
大体このへんのアルバイトは「早いものがち」で、ほとんど留学生が働いています。
②自炊
「こんなの当たり前だよ」と思う方もいるかもしれませんが、自炊が一番の節約方法ですね。
特にアメリカは物価がわりと高いので、外食1回でもすればチップ含め15ドルほどかかります。
頑張って自炊すればひと月100ドルほどで生活できます。
安い食べ物
筆者も日本食が大好きなのですが、あまり食べ物に強いこだわりはないので、基本的にお米は一番安いもの、お肉も一度に大量に買って冷凍庫にぶっこんどきます。(大量買いの方が安い)
ポン酢、醤油、味の素あたりの調味料があれば鶏肉や麺類で鍋ができるので、それで数日間過ごすと安く済みます。
あとはカレー、シチューあたりも良いですね。
確認のためですが、「節約」と言っても毎日お腹をすかしていてもだめなので、毎日しっかり2食は食べるようにしましょう。笑
③シェア
2ベッドルーム・1バスルームのアパートに3人でシェアしてるんですが、家賃7万⇨3人で割って大体1ヶ月の家賃が2万5千円もいかない。
食費が月1万ほどで、その他交通費、遊び、全部込みでも月5万使ってないですね。
他の留学生はどれくらいなのか知りたいけど、これアメリカのわりには安いと思う。
— マサヤ🇺🇸ミナトのすゝめ (@masaya_minato) July 26, 2019
アメリカの大学の寮は「相部屋」のパターンが結構多いかもしれませんね。
2人で同じ部屋をシェアしても(かなり安くて)月300ドルくらいかかります。
大学の外にあるアパートを数人でシェアすればそれ以上に安くなります。
また、シェアの良いところは料理もシェアできるということです。
筆者もルームメイトと「交代制」でご飯作る係を決めていますが、ご飯を作る人から食材まですべてシェアすれば一人だけの食費よりも安くなります。
授業や課題で忙しい中で負担も減るのでおすすめです。
週に2回みんなのご飯を作ればあとは交代でルームメイトが作ってくれるという具合です。
④寮のアシスタント
こちらもキャンパス内のアルバイトでは「別格」にお得感のある仕事です。
大学のポリシーにもよると思いますが、中には寮のアシスタントとして勤めれば寮費がタダになるというパターンもあります。
もし自分が行っている大学がそのような制度を取っていればまっさきにアシスタントとしてアプライしてみるのもいいですね。
もちろん「仕事」なので、寮費無料+月々のお給料も入ってきます。
⑤移動手段
最近思ったのが車買うよりもタクシー使った方が安い説
配車アプリ圧倒的に便利だし、プレミアム会員になれば割引もきく。
乗り合いすれば安くなるし、運転手とお話もできる。車代
ガソリン
維持費
保険
駐車場もろもろ考えたら引っ越しや移動が多い僕はタクシー一択ですね。
— マサヤ🇺🇸ミナトのすゝめ (@masaya_minato) June 29, 2019
「本当に節約したい」のであれば、個人的に留学先で車を持つのはおすすめしません。
というのも、10万ほどの破格で車を譲ってくれる人がいたとしても、車を持っていれば「維持費」や「予期せぬ出費」というものがつきものです。
大体このへんは持つ前には「見えない」ものですね。
ガソリン代、保険、なにかあったときの修理費用、それこそ「明日学校に行かなきゃいけないのにパンクした」なんてことがあれば治すのに10万ほどかかることもあります。
アメリカには「Uber」や「Lyft」といった配車アプリもあるので、それを使えば下手したら車を持つより安くなりますし何よりも出費が「計算できる」という利点があります。
車の故障はいつ起きるかわかりませんし、事故を起こすこともありえます。
あとは友達にその都度ガソリン代だけ払って乗っけてもらったり、自転車を買うのもいいですね。
配車アプリ⇨友達数人での移動
公共交通機関⇨日常的な移動
自転車⇨近場
友達に頼む⇨最終手段
繰り返しますが、車は高いですし、アメリカでも車無しで生きていけます。
⑥海外送金
海外勢にとってソニー銀行が最強の理由
・10カ国以上の外貨を1つの口座に持てる
・日本円⇨外貨にワンクリックで両替可能
・為替の計算が超便利
・デビットカードを使うと自動でその国の通貨から引かれる
・キャッシュバックあり
・両替レートが超有利もう現地の銀行口座いらなくなります。
— マサヤ🇺🇸ミナトのすゝめ (@masaya_minato) July 3, 2019
今では日本円=ドルのレートは留学生にとっては不利ですね。
ただでさえ円安なので、日本円⇨ドルに変えた時、「あれ思っていたよりも少ないな」となることも多いのではないでしょうか。
そこで外貨送金の手数料やレートをできるだけ抑えたい時に最強なのが「ソニー銀行」です。
ソニー銀行のメリットは上のツイートに書いてことがすべてです。
つまり一つの銀行口座内で円やドルを含む複数の外貨を持つことができるので、そもそも日本からアメリカに「送金する必要がなくなる」ということですね。
もっと詳しく知りたい方は以下にソニー銀行のリンクを貼っておきます⇩
⑦ネット通販
次に「節約方法」として言えるのが、「ネット通販を駆使する」ということですね。
例えば今では「Amazon」などのネット通販で基本的になんでも最安値で手に入ります。
「なんでも」ということですが、本当になんでも手に入ります。
例えば日本食を作るための調味料(料理酒、ほんだし、カレー粉などなど)も日本から送るよりもAmazonで買ったほうが安く済みますね。
ちなみにですが、アメリカ版のアマゾンだと、学生であれば半年ほど無料で「Amazon Prime会員」になれる特権がついてくるのでおすすめです。
授業に使う教科書なども、中古のものであれば大学の本屋よりも安い場合がほとんどです。
家具や炊飯器などの調理器具、アパートに住むためのものは基本的にアマゾンやフェイスブックなどの「マーケットプレイス」で安く手に入ることが多いです。
⑧Thrift Store
上記では「安く物を手に入れる方法」というのをご紹介しましたが、ここではさらに安く買い物をする手段を解説していきます。
アメリカで最も安く物を手に入れられるのは「Thrift Store」ですね。
「Thrift Store」とはつまり、「リサイクルショップ」のことです。
「Goodwill」が大手でアメリカのどこの州にでもあります。
ここでは洋服は1ドル程度で手に入り、調理器具、生活に必要なものは基本的になんでも安く手に入ります。
「アパートに住むのは良いけど家具や生活用品を揃えるのにお金がかかるな」
こんなことも思いがちですが、「Thrift Store」やアマゾンを駆使すれば安く済みます。
⑨ドネーション&貰い物
ここからはさらに「ダークな」感じの節約方法になっていくので、「本当に本当に節約したい人限定」でおすすめします。
例えば、学期終わりの夏休み前&冬休み前になると寮に住んでいる学生は地元に帰ります。
そこでほとんどの学生は、半年ほど寮で使っていた家具や生活品、洋服を「Donation Box」というところに置いていきます。
つまり持って帰るのも面倒なのでみんな「寄付」します。
長期休み前の「ファイナルウィーク」になるとゴミ箱や「Donation Box」には大量の「まだ使えるけど不要になったもの」が溢れかえるので、必要なものがあればわざわざ買うよりもそこから頂いたほうが圧倒的に良いですね。
これは教科書に関しても同じで、大学の至る所に「不要になった教科書」があると思うので、それら必要なものがあれば拾っていきましょう。
同じ科目を受けた友達にもらったり、安く譲ってもらうのもいいですね。
⑩フードパントリー
アメリカのほとんどの大学には「フードパントリー」というものがあるかと思います。
これは「食料品の寄付」ですね。
不要になったり、賞味期限が切れた缶詰やラーメンなどが毎週どこからか寄付されます。
「本当に本当にお金がなくて困っている」という場合にのみ利用しましょう。
というよりも高い学費を払っているので、そのような大学の施設を「利用する権利は十分ある」ということも言えますね。
繰り返しますが、アメリカにいながらにして「なにも食べない」や「なにも買わない」、「誰とも遊ばない」というのはおすすめしません。
せっかく留学しているのだから色々な経験をすることが大前提ですね。
その中で「いかに節約するか」というのを考えた結果、本記事のような内容になっています。
アメリカの大学では無料でスポーツ観戦ができたり、たまにキャンパス内でビンゴ大会やカラオケ大会なども行っていたりするので、そういった「大学内」のイベントに積極的に参加するのが良いですね。
そういう場合には大体タダで食事が提供されるので、一石二鳥かもしれませんね。
これらのイベント費というのは私たちが普段から払っている学費から捻出されているものです。
逆に言えば参加しなければ「払っている学費がもったいない」とも言えますね。
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