【海外の日本人】日本人同士でつるんだ方が良いという現実

【海外の日本人】日本人同士でつるんだ方が良いという現実

 

こんにちは。当サイト「ミナトのすゝめ」では、海外で役立つ情報や文化、歴史などを主に発信しています。

ということで、結構前ですがツイッターにてこんなことをつぶやきました⇩

 

 

「留学中は日本人と一緒にいない方がいい」

「海外にいるときくらい現地の人とつるんでた方がいい」

 

「海外にいる日本人」ということで、ひとくくりにはできないですが、こういったことも聞くことが結構ありますね。

結論から言うと、海外では日本人同士でいたほうが圧倒的にメリット高いです。

 

本記事ではこのへんを詳しく解説していきます。

 

日本人同士のメリット

 

筆者は19歳の時初めて単身アメリカに留学し、一度日本に帰国して3年間働き、今またアメリカの大学に通っています。

もう6年前の話になりますね。

 

初めてアメリカに来たときは英語など全然理解できない、知り合いもいないし、全くなにもわからない「ゼロ」の状態でした。

初めて日本人の方とお会いする機会があったのは渡米して1ヶ月後、「日本人の子が来たというのを聞いて会いに来た」とわざわざ僕の学校まで来てくださった先輩が初めてでした。

 

その方には色々わからないことなど聞いたり、携帯の契約や銀行口座の開設などなど、色々な面で助けてもらいました。

そういった意味でも言語が100%通じる日本人の方を頼りにするのが良いですね。

 

また、海外で会う日本人は困っていれば大体は助けてくれるかと思います。

 

「海外での生活で自分を変えるんだ」

 

こんな意気込みで海外に留学して、「日本人とはつるまない」なんていうポリシーを貫いて生活していると海外では疲弊します。

まずは日本人を頼りにしてみましょう。

 

海外の中国人

 

「なんでこんなに海外の日本人同士つるんだほうが良いとゴリ押しするの??」

筆者がなぜこれをゴリ押しするのかというと、中国人の友人から「中国人コミュニティー」というもののすごさをまざまざと見せつけられているからです。

 

冒頭のツイートでもありましたが、「海外の中国人コミュニティー」はすごいものです。

今住んでいるとこも、以前住んでいたインディアナ州でもそうでしたが、街中にいる中国人は大体知り合いです。

 

彼らは友達でもなく、ただの「中国人同士」という繋がりだけで、現地の就職情報や住居、税金や車などに関してお互いに助け合ってます。

何度も言いますが、そこにはなんの損得勘定がなく、「ただの中国人同士」という繋がりだけです。

 

これを中国人の友人いわく、「海外にいるんだから団結しないとやっていけない」みたいです。

特にアメリカなどは「アジア人に対する差別」もまだまだあります。

 

それを肌で感じているのが中国人なのかもしれませんね。

実際に現地では中国人の評判はダントツで悪いのも現実です。

 

 

差別されているから意地でも郷には従わないのか、郷に従わないから評判が悪いのか、そのへんはよくわかりませんが、、、

実際にアメリカにいる中国人などは現地に10年以上住んでても英語が話せない人もたくさんいます。

 

英語が話せなくてもレストランを経営していたり、そういった経営者は大体中国人や中国語を多少話せるアジア人を雇います。

こんなこともあり、なおさら中国人だけのコミュニティーが強くなるのかもしれませんね。

 

海外に数多くある「中華街」「チャイナタウン」などはこれがそもそもの始まりなのかもしれません。

つまり海外で生き抜くための「図太さ」を中国の方は知っています。

 

どうしても損得勘定や、深い関わり合いを好む日本人の方同士でこれをやるのは少し難しいかもしれませんね。

 

 

ということで、本記事では「海外ではもっと日本人同士でつるんだ方が良い理由」ということで、「中国人コミュニティー」を例にして解説してきました。

中国国内の発展とともに、海外での中国人のプレゼンスも高まり、今後もっと中国人とのコネクションが大事になるのかもしれませんね。

 

だからこそ、「中国語の需要」というのも同時に考えなければならないときなのかなとも思います。

「中国語の需要」ということで、以下の記事では「アメリカ=英語ではない」というのも詳しく解説しています⇩