【ひどいものです】世界中で存在するアジア人へのステレオタイプ

【ひどいものです】世界中で存在するアジア人へのステレオタイプ

 

 

はじめに▼

アメリカ人「出身はどこ?」

僕「日本だよ!」

アメリカ人「じゃあ中国語も話せるんだよね?」

僕「え?」

 

 

アジア人に対するステレオタイプは根深く存在します。

筆者は現在アメリカに住んでいますが、アメリカでもアジア人に対する「偏見」があります。

 

またアメリカには様々な国の方々がいるので、アメリカ人だけでなくむしろ中南米や中東出身の方などもっとたちの悪い者もいますね。

人種差別のつもりや悪気はないにしても中には明らかに「間違っている」ステレオタイプをもった人もいます。

 

本記事ではそんな「アジア人に対するステレオタイプ」の代表例をご紹介していきます。

 

日本もアジアの国

 

日本は明治維新以降西洋文化を広く受け入れてきました。

多様な文化が日本にはあるとは言え日本はアジアの国の一つです。

 

これは日本にいるとなかなか認識しずらいものでもあるかもしれませんが、海外で生活していると気付かされます。

 

しかし他のアジアの国同様、一つ一つ全然違う歴史があり文化も全然異なるのだから「アジアの国」で一括にしてほしくない、というのが我々日本人の一般的な思うところではありますね。

多くの日本人含む他の国の方々が、アフリカやヨーロッパの国の違いがイマイチわからないのと同様でアメリカ含む多くの国では「アジアってこんな感じでしょ」というステレオタイプを持っています。

 

ではそれらを詳しく見ていきましょう。

 

 

アジア人だから犬食べるっしょ?

 

これはかなり一般的なアジア人に対するステレオタイプです。

確かに今でも北朝鮮で犬肉は多く消費されていて、中国の田舎や韓国でも歴史的には犬食文化はあります。

 

しかし日本含む多くのアジアの国々では犬を食べませんね。

実際に僕も「本当に犬食べるの?」という風に聞かれたこともあります。

 

また、日本でもクジラを食べる文化が昔からあるせいか、「アジア人は何でも食べる」というイメージがあるのは事実です。

しかし、それが誇張されて「日本ではイルカやクジラを日常的に食べている」という風に思っている人もいます。

 

犬にしてもクジラにしても「地域によるよ」というのを筆者は常に伝えるようにしています。

 

 

アジア人は目がつりめ

 

これは差別に近いかも知れませんが(ていうか差別ですね)、アジア人はこのようなイメージを持たれているのは事実です。

 

 

「アジア人はみんな同じ顔」に見えるみたいですね。

僕もしばしば「中国人、韓国人、日本人で区別できる?」という風に聞かれたことがありました。

 

僕もアフリカの方や白人の方の区別は難しいので、「そりゃそうか」ってことで流しています。

 

 

「Ching Chong Language」

 

「Ching Chong Language」とは読んでそのまま「チン チョン言語」ということで、主にアジア人以外の人達が中国語を馬鹿にする時に表現される言葉です。

 

つまり中国語⇨チン チョンと言っている風にしか聞こえないということです。

そして、これは僕も言われたことが数回あります。

 

つまり、日本語含むアジア圏の言葉はすべて同じ音(中国語のように)に聞こえるというステレオタイプを持っている人は多くいます。

 

 

アジア人はみんな頭が良い

 

これもアメリカでは広く浸透しているステレオタイプです。

「アジア人なのだから当然数学は出来て、コンピューターには詳しいでしょ?」的な感じで話を進めてくるので注意が必要です。

 

僕もインディアナ州の大学にいた頃はジャーナリズムを専攻していましたが、「なんでアジア人なのにそんな地味な教科勉強してるの?もっとテクノロジー系勉強したら良いじゃん!」って言われたのを覚えています。

 

また、「なんでお前は日本人なのにそんなにアホなんだ」って言われたこともありますね。笑

つまり、マーシャルアーツや禅などのイメージが強いアジア人は勤勉でおとなしく礼儀正しいイメージがあるということですね。

 

 

アジアと言えば「中国・日本・韓国」

 

アジアと言えば多く知られているのがこの東アジア3カ国です。

「他の国なんて知るかよ笑」という方も本当に多いです。

 

 

みんな同じような国でしょ?

 

「出身はどこ?」、「日本だよ!」、「じゃあ中国語喋れるんだ?」、「なんでやねん笑」

こんな会話が留学中にありました。

 

また、日本人である僕に対して、「ニーハオ」や「アンニョンハセヨ」という風に挨拶してくる人もいました。

「中国語で会話は出来なくても理解はできるでしょ?」というふうに思っている人は本当に多いと思います。

 

なぜか”アジア出身”という風に一括にされがちではあります。「アジア」が国で「日本」は地域だとでも思っているのか…?

まぁヨーロッパ出身の人全員が英語を話すわけではないということですね。

 

 

ステレオタイプは仕方ない

 

という感じで、本日は「アジア人に対してのステレオタイプ」を見てきました。

日本人として不快に思うことも多々あると思いますが「これが現実」ですね。

多くの日本人や海外の人も同じように他文化に対してのステレオタイプはあるので「お互い様」ということで受け入れるのが正解なのかもしれませんね。

 

そんな勘違いをしている人がいたら、しっかりと否定して教えてあげましょう。