【日本は何位?】各国の電車のシステムまとめ

【日本は何位?】各国の電車のシステムまとめ

 

 

はじめに▼

誰もが旅行の際の移動に利用するのが電車や地下鉄だと思いますが、今日はその世界各国(主に先進国)の電車のシステムについてまとめてみました。

 

また、日本の電車のシステムは時間の正確さ、綺麗さ、新幹線などは世界一位だと名高いですが、「本当のところどうなの?」というところを見ていきたいと思います。

 

日本の電車のシステム

 

僕は電車についてこれといって詳しい知識は持ち合わせていませんが、日本の電車の正確さについては度々世界のニュース(BBC国際ニュース)に取り上げられるほど話題になります。

JRや地下鉄、新幹線も含め1分単位の誤差無く(自然災害や人身事故がない限り)発着し、シートは世界ではプラスチック製のものがほとんどですが、日本のはソファータイプなのも良いところですね。

 

また、新幹線(高速鉄道)は1964年に世界で始めて開業し、その速さだけでなく、インフラ(線路や設備)が「すごい」と世界では未だに誇れるものとなっています。

 

主に日本のJR線ですが、車内で通話&でかい声での会話が禁止なのは世界でも珍しいです。というのも、海外に行くと電車内で電話するのは禁止ではありません。

ニューヨークの地下鉄ではもっと極端で、ギター引いてたり、ダンスバトルしてたりします(車内で)。笑

 

どこの国の電車も基本的には飲食禁止ですが、(中国など)明記されているところもあれば、日本のように曖昧なところもあります。

 

 

韓国の電車のシステム

 

 

「日本の電車のシステムは分かったけど、隣の韓国はどうなの?」というと、韓国もかなり優れた&便利な電車のシステムを持っています。

旅行に行ったこともある方も多いと思いますが、ソウルや釜山などの主要都市には地下鉄などがあり、観光の際にはとても便利です。

 

また、「KTX」という韓国国内を便利に移動できる高速鉄道もあります。

しかし韓国はそこまで国土も広くないため、多少の都市間の移動なら高速バスを使うのがおすすめです(圧倒的に割安)。

 

 

中国の電車のシステム

 

 

中国国内の電車での移動は非常に便利です。

都市から都市の移動は高速鉄道(自国の技術&2007年に導入)を利用でき北京〜西安までは約5時間ほどで移動できます(時速300km)。

 

ほぼ日本の新幹線と変わりませんね。

北京や上海といった大都市では地下鉄やメトロがあるので旅行の際の移動は重宝します。

 

時間は5分〜10分の間に1本は確実に来ます。電車内にはなぜか「大便禁止」の警告があります。

 

香港&台湾の電車のシステム

 

最近中国本土と香港に高速鉄道がつながって、本土と香港の移動が楽になったということで話題になりましたが、香港の電車のシステムも日本同様「世界一」ということで名高いです。

 

香港には「MTR」という地下鉄があるのですが、時間は正確かつシンプル、何よりも日本の電車に比べ安いということで観光客にはとっても優しいです。

 

台湾にも同様に「MRT」という地下鉄が台北市内にあります。

こちらも香港同様観光客には優しいシンプルなもの&時間に正確です(基本的には)。また、台湾には「台湾高速鉄道」というものがあり、台北から高雄までの移動はとても便利にできます。

 

 

アメリカの電車のシステム

 

 

アメリカの電車のシステムは正直不便です。

というのもアメリカは基本的に車社会で遠くに行く際は飛行機を利用するからです。

 

日本や中国のような高速鉄道はアメリカにはありません。

これは広大な土地&人口密度が低いからレールを敷いたり、インフラを整えたりするのが面倒だという理由からそもそも作らない、というのが濃厚です。

 

中国のように東側に極端に人工が集中していれば話は別ですが、アメリカは人工がばらついている、というのも理由の一つかも知れませんね(詳しくは不明)。

 

しかし、アメリカにも「Amtrak」という鉄道会社があり、アメリカほぼ全土を通る電車があります。

しかし、新幹線とは程遠くロサンゼルス〜サンディエゴ間でさえも3時間くらいかかるもので利用者は寝台列車などを使うバックパッカーや旅行客がほとんどです。

 

アメリカ国内で長距離移動をしようと思ったら皆さん飛行機を利用します。

アメリカの主要都市(ニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンなど)には言うまでもなく、地下鉄やメトロなどがあるので旅行の際には困ることはほぼないと思います。

 

「アメリカにはなんで高速鉄道がないの?」という疑問に関しては以下の記事でまとめています⇩

 

 

 

シンガポールの電車のシステム

 

 

シンガポールにも香港、台湾同様MRTが存在し、こちらも「世界で一番素晴らしい」と名高いです。

この他にも「マレー鉄道」というものがあり、こちらはマレーシア(マレー半島)から、シンガポールまでをつなぐ鉄道ですのでクアラルンプール〜シンガポールまでの移動はとても楽です。

 

イギリスの植民地時代に作られたものです。

 

 

ヨーロッパの電車のシステム

ヨーロッパは様々な国々が集まっているという特徴から電車のシステムは非常に便利で、上げていくとキリがないくらいにたくさんの種類の高速鉄道があります。

 

したがって、国から国の移動も非常に便利です。

 

主なヨーロッパの鉄道

 

ユーロスター

ヨーロッパを代表する高速鉄道

タリス

EU圏の各国を結ぶ鉄道

TGV

フランス国内の移動に便利

ICE

ドイツの高性能列車

TGVリリア

フランスからスイスを移動する特急列車

フレッチャ系

イタリアの地方都市の移動に便利

AVE

スペインの主要都市の移動に

X2000/3000

北欧での移動に便利な高速鉄道

 

 

イギリスの電車のシステム

ロンドンの地下鉄は1863年に開業した「世界最古」の地下鉄です。東京やニューヨークのようにロンドン市内の移動はとても楽です。

 

イギリス、ブリテン島の各都市を自由に移動できる鉄道もあります。

1825年に開業し、こちらも地下鉄同様「世界最古の鉄道」です。その歴史から、イギリスではたくさんの保存鉄道があり、ノスタルジックな電車を観光客向けに保存&継承しています。

 

電車好きの方はイギリスに行けばたくさん見れますよ。

また、イギリス〜フランス間の移動は英仏海峡トンネルという鉄道用の海底トンネルがあるので、移動は楽です。

 

 

まとめ

 

ということで本日は「世界各国の電車のシステムまとめ」ということで主に先進国の電車事情を見てきましたが、近年では中国含むアジア各国の電車の発達が著しいですね。

観光の際に便利になってきて嬉しい限りです。

 

「日本の電車は世界で一番?」と聞かれればそうかも知れませんが、日本の電車はあまりにも複雑&高いという点がマイナスとなってしまうかも知れません。

その点を含めると、香港や台湾、シンガポールなどのMRTが優れているとも言えますね。