【実際どうなの?】海外留学中のつらい出来事トップ5

【実際どうなの?】海外留学中のつらい出来事トップ5

 

筆者が一番最初にアメリカに留学したのはかれこれもう5年前の話になります。

最初は全く英語が話せず大学の授業にもついていけませんでした。

 

平日は朝から晩まで図書館にこもり、週末は遊ぶ人も当然いないので次第に引きこもりがちになった経験があります。

一度日本に帰国して自動車会社で3年ほど働き再度アメリカに留学して現在にいたります。

 

今では色々な失敗を経験してだいぶ成長しました!

ということで本記事では筆者が実際に留学中に体験した苦労を詳しく書いていきます。

 

失敗から学ぼう

 

アメリカに留学していた経験は僕の中で本当に大きいです。

とても良い経験をしたし、良い思い出です。

 

しかし、留学生活も良いことだけではなく、むしろ苦い経験や嫌な思い出も多いです(むしろそっちの方が多い気が…)。

 

それも含めて人間成長出来るものではありますが、「ここはもうちょっとこうした方が良かったな」とか「こうしてたらもっと楽になってたな」というものがたくさんありますので、本日はそれらをシェアーしたいと思います。

 

 

①日本食が恋しすぎる

 

僕は高校を卒業して19歳の時にアメリカに渡ったのですが、高校卒業したばかりの僕は身の回りのこと、ましてや自炊なんて全くできませんでした。

高校の時にやっていたバイトはケンタッキーでチキンを作る(まさにファストフード)くらいだったので何一つ特別なスキルはありませんでした。

 

そこで本当に困ったのは食事の面でした。

自炊のできなかった僕は寮に住むなり食べる物と言えば、外食しかありませんでした。

 

特にアメリカのレストランは基本的に高いです。

日本にいる時のように「すき家」やコンビニのお弁当、定食屋などのお手軽でワンコインで食べられるようなものは非常に珍しく、チップを含めると$10〜$15は普通にかかります。

 

したがって、必然的に「ファストフード一択」になってしまいます。

そして節約の意味も含め自炊を試みました。

日本食用の調味料(酒、みりん、酢など)を手に入れられる場所もよくわからないし、そもそもその時は料理をするのに調味料が必要ということ自体わかっていなかったので作れる料理は限られました(フライパンに肉を敷いて終わり)。

 

今では料理アプリや料理動画などもたくさんあるのでそれを見て多少の勉強をして自炊はできるようになりましたが、アメリカに行く前に、できる人は”そこそこの日本食”は作れるようになっておいた方があっちで苦労しないかもしれません。

 

 

②移動の為の足がない

 

アメリカは本当に車社会です。

田舎だと車が無ければ生きていけないレベルです。

 

というのも電車などは基本的に通ってなく、バスも本当に主要なエリアのみ、タクシーもないという地域も珍しくありません。

ニューヨークなどの大都市に留学をする予定以外の方は車が必須になります。

 

したがって、渡航前に日本で時間のある方は「国際免許証」を発行しておきましょう。

まだ、免許を持っていない方はアメリカに行ってすぐに免許を作りましょう。(日本で取ってしまうと割高)

 

 

③現地の人と趣味が合わない

 

こちらは僕個人の問題になってしまうかもしれませんが、とりわけ趣味がなかなか合いませんでした。

というのも娯楽としての”趣味”ではなく、「好きな映画&ドラマ」、「よく聞く音楽」、「好きな本」、「好きなテレビゲーム」などの一般的な知識みたいなものです。

 

例えば日本でいうところの、「トトロ」、「ドラゴンボール」、「AKB48」、「ポケモンのゲーム」などは「知ってて当然」の如く会話が進みますよね。

 

アメリカだと、「フレンズ(ドラマ)」、「スターウォーズ(アニメ)」、「オズの魔法使い(映画)」、「タイタニック」辺りは、「誰もが子供の頃から馴染みあるもの」なので知らないとそれだけで会話が成り立たない場面も数多くありました。

 

僕の場合だと、比較的日本の文化が好きな人、「ジブリ」や「J-POP」が好きな人とは話&趣味が合うのですが、それ以外だとなかなか難しいです。(ジブリなどは世界で有名と言っても知っている人は限られます)

 

ですので、海外留学に行く前にある程度現地のポップカルチャーについて知っておくとかなり楽になります。

中でも「フレンズ」は海外ドラマの中でも面白いし、英語の勉強になるのでおすすめです。

 

 

④費用がかさむ

 

いまさらですが留学は高いですよね。

さらに言うと計算していた金額よりはるかにかさむので、最初からかなり高めの費用を設定してお金を用意しておいた方がいいと思います。というのも、外貨に替える度に手数料やら為替だかの「予期してないお金」を取られるのでなおさらです。

 

ちなみに僕は当初現地のお金を調達するのに「キャッシュパスポート」を利用していたのですが、これはかなり損をするのでおすすめしません(楽ではありますが)。

 

 

こちらのツイートでもあるように、現地でのお金の調達方法は事前に調べて「自分に合った」方法を見つけましょう!

特にこれらの両替方法なら「予期してない費用」が取れられることはないのでおすすめです。

 

 

⑤言語&文化の違い

 

そして最後はお決まりではありますが、言語と文化の違いです。

重ね重ね当ブログでも言っておりますが、留学してから単語や英文法を勉強するのは、「ゴルフの打ちっぱなしに行ってスイングの練習をするようなもの」ですので、日本にいる内に英語の基礎はできるようになっていた方が遥かに楽です。

 

留学中は現地の人と存分に接したり、会話などをして生の英語に触れましょう。

 

そして、接するにしても文化の違いは本当に強敵です。ここで僕がアメリカ人相手に苦しんだ「人間関係においての文化の違い」をご紹介します。

 

①自己主張が強すぎる

 

とにかくアメリカの方々は自己主張が強いです。

これは素晴らしいことかもしれませんが、日本に暮らしていて、日本の文化(ある意味対極)に馴染んでいる我々には理解しづらいことが多々ありますよね。

 

例えば、大学の講義中に生徒がプロフェッサー(教授)に対して、「それは違います」と数十分抗議をし続けたこともありました(ありえん!!)。

 

②謙遜するのは失礼に当たることも

 

もちろんアメリカにおいても、「謙遜(Humility)」というのは素晴らしい礼儀作法であるのは共通認識ですが、ある程度近い距離の人に対して謙遜をすることは失礼に当たることもあります。

 

例えばホームステイなどで、「腹減った?」と聞かれ、作ってもらうのも申し訳ないからと思って「大丈夫」と答えた直後に自分で何かを作って食べたり、お替りを遠慮したり(まだ食べられるのに)、友達同士の会話に空気を読んで参加しなかったり。

そのような、アメリカ人にとって「謎の謙遜」は失礼なので注意が必要です。

 

③白か黒かハッキリしないと謎に怒られる

 

これはありがちですが、友達と一緒にいる時に「何か食べる?」と聞かれた時に「みんながお腹減ってるなら…」的な曖昧な返事をした時に意味深に怒られた記憶があります。

 

他にも、「マイケル(共通の友達)は今日のパーティーに来るのか?」みたいな感じで僕が友達に聞かれた時に、「多分来ないよ」と言ってしまい、最終的にマイケルが来たときに「マイケル来ないんじゃなかったのか!」と怒られました。(多分って言ったじゃん…)

 

わからない時はわからないってハッキリ言えということですね。

 

 

まとめ

 

ということで本日は「留学中に苦労したこと」を見てきましたが、これらほとんどの事は、留学する前にある程度やっておけば防げるので日本にいる間に理解を深めておきましょう!