【世界の警察(笑)】アメリカが戦争をし続ける5つの理由

【世界の警察(笑)】アメリカが戦争をし続ける5つの理由

 

アメリカは第二次世界大戦以降数え切れないほどの戦争をしてきました。

アメリカとソ連の冷戦中は代理戦争という形で、様々な国へ干渉し、ソ連が崩壊したあとも定期的にでどこかの国と戦争をしています。

 

本記事ではそんなアメリカが「なぜ戦争をしつづけるのか?」ということについて詳しく解説していきます。

 

 

アメリカは世界の警察?

 

アメリカ軍基地がある国と地域

青⇨1000以上の部隊

水色⇨100以上の部隊
オレンジ⇨施設の使用

 

出典:アメリカ軍 −Wikipedia

 

アメリカ軍管轄地域別マップ

・北方軍 ⇨ 北米担当 ・南方軍 ⇨ 中南米担当 ・欧州軍 ⇨ ヨーロッパ担当

・インド太平洋軍 ⇨ アジア担当 ・中央軍 ⇨ 中東担当 ・アフリカ軍 ⇨ アフリカ担当

 

出典:アメリカ軍 −Wikipedia

 

このようにアメリカは世界を6つの区域に分けてそれぞれ軍の管轄を定めています。

世界のどこかで何かが起きてもすぐに自国の軍を動かせる状態にあります。

 

アメリカと同盟国である日本からしたら、アメリカ軍が世界の至るところにいて、有事の際も「味方になってくれる」という意味ではかなり心強いですが、アメリカと敵対関係にある国や、アメリカのことをあまり良く思っていない国々からしてみれば、これだけのアメリカ軍基地は脅威ですね。

 

 

アメリカが戦争をし続ける理由

 

①軍事産業

 

出典:主要国の軍事費をグラフ化してみる(最新)

 

上のグラフでもわかりますが、アメリカは世界で最も軍事力にお金をかけています。

年間軍事費用支出2位である中国の約3倍のお金を軍費に使っています。

 

最近では「日本の防衛費が上がってきている」という指摘もありますが、アメリカの軍事費は日本の10倍以上です。

このように支出が大きいというのは同時に武器や兵器を大量に買っているということでもあります。

 

つまりアメリカ国内の軍事産業を中心とした私企業がかなり儲かっているのが現実です。

また、アメリカは国内だけでなく、日本を含む海外にもミサイルなどの軍事兵器を大量に輸出しています。

 

したがって、アメリカ経済はこの軍事産業で成り立っています。

 

アメリカ=ハイテクの電化製品

 

このイメージがある人も少なくないと思いますが、アメリカは基本的に電化製品は作っていません。

車は作っていますが、デトロイトが破綻したことから分かるようにアメリカでは日本車やドイツ車の方が強いです。

 

今あるパソコンやスマホなどの電化製品は全て「軍事産業」から来たものです。

したがって、軍事産業を潤わすために「戦争ビジネス」というのはアメリカにとって必要不可欠なのです。

 

②在庫消化

 

アメリカには「定期的に戦争をしなければならない」理由があります。

大量に購入&保管している武器、弾薬、兵器類を何年も眠らせているわけにはいきません。

 

これは「15年サイクル」と言われていますが、この在庫消化をしなければ生産計画がずれて不況になってしまいます。

したがって、定期的にアメリカは各地で小規模な戦争を起こしたり、味方である戦争中の小国に武器などを売ります。

 

戦争しているのはアメリカではなくとも、現地の国にアメリカ産の武器を売り、現地の兵隊に使わせることによって軍事産業を成り立たせています。

 

③資源の確保

 

「独裁政権からの民主化を支援する」⇨リビア介入

「イラクのフセイン政権は大量破壊兵器を保有している」⇨イラク戦争

 

これらが本当の目的だとしたら、なぜアメリカは核兵器を保有している北朝鮮には侵攻しないのでしょうか。

非人道的な独裁政権はこの世にいくらでもありますが、なぜリビアなのでしょうか。

 

目的は石油です。

 

アメリカにより、イラクのフセイン政権が崩壊したあと、イラク国内は内乱状態となりました。

自爆テロが起きようが、過激派がモスクを襲撃しようとアメリカは何もしません。

 

最初からアメリカはイラクの治安維持には興味がなかったのです。

実際にモスクが襲撃された時には何もしなかったアメリカ軍は、石油工場が襲撃されそうになるとすぐに動き石油工場を守りました。

 

現在起きているシリアでの内戦もアメリカとロシアによる石油の利権を巡った争いでもあります。

日露戦争が起こったのはロシアの南下政策、太平洋戦争の発端となったのは日本の資源不足によるものですが、「資源の確保」というのは常に戦争の原因の一つとなっています。

 

④農業発展

 

アメリカ経済を支えるものの中には「軍事産業」と、もう一つ「農業」が重要な位置を占めています。

広大な土地があるアメリカですが、「世界最大の農業大国」とも呼ばれています。

 

日本のスーパーに行くとわかりますが、アメリカ産の牛肉など様々な食品がアメリカから輸入されており安値で売られています。

そんなアメリカが現在のような農業大国になったのは、19世紀にヨーロッパで起こった天候異変とクリミア戦争によるものです。

 

天候異変によりヨーロッパの穀物の値段は高くなり、戦争によりロシアからの輸入も途絶えてしまったイギリスはアメリカを頼りにします。

アメリカはこの時から農産物を海外に輸出することになり、農業大国の基盤を造りました。

 

現在もこれと全く同じ構図でアメリカは農産物の輸出で利益を得ています。

3億人超の人工を持つアメリカですが、アメリカには余るほどの食料が存在します。

 

というのも、農業大国であるアメリカは供給の量が圧倒的に多く、需要が足りていない状況になっています。

 

「余った食料はどうするの?」

⇨戦争を起こして疲弊した国に輸出しているのです。

 

実際に第二次世界大戦時には、戦場となり食糧不足が深刻だったヨーロッパ諸国の連合国にアメリカは大量の食料を供給し、アメリカの農業はものすごい発展を遂げました。

朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争なども同じような構図となっています。

 

また、自国やその連合国が戦争することにより、現地の「食料供給基地」としての役割を農業が担うことになります。

兵士の兵糧確保により、農業がどんどん潤います。

 

⑤戦争の民営化

 

そして最後に「戦争の民営化」によるものです。

アメリカには「戦争民間会社」が多く存在します。

 

つまり、戦争が民間会社のビジネスとなっているのです。

これは今に始まったことではなく、歴史的に傭兵が戦争の兵力を担うのは古代からあったものです。

 

戦争になれば自社の兵力を戦場に派遣するので、会社は利益を生み出します。

昔のような国の兵士ではなく、志願兵によるものなので、「反戦争意識」は低くなります。

 

実際にイラクやアフガニスタンでの戦争では民間会社が米軍の活動の大半を委託されていました。

アメリカの行き過ぎた資本主義が戦争をビジネスにまで変えてしまっているのが現状です。

 

 

戦争で発展したアメリカ

 

アメリカは建国から常に戦争によって発展してきました。

特に第二次世界大戦での勝利はアメリカの全てを変えました。

 

アメリカには「軍事ケインズ主義」という有名な考え方がありますが、これは「戦争により利益を生み出し、軍需品に多額の投資をし、平和な世の中にする」というものです。

「世界の警察」という名目で毎回戦争に行くわけですが、これはあくまで大義名分であり、実際には経済的な利益が大きいのがわかりますね。

 

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