【誤解される】欧米ではマスクをしない方がいい5つの理由

【誤解される】欧米ではマスクをしない方がいい5つの理由

出典:https://www.bbc.com/news/health-51205344

 

 

こちらのツイートにあるように、アメリカ人は意地でもマスクをしません。

最近では「コロナウイルス」が日本、アジアだけでなく、アメリカでも大騒ぎになっていますが、そんな状況でさえもアメリカでマスクをしている人は1人もいません。

 

「なんで??」と思う方も多いと思います。

これは文化の違いですね。

 

本記事ではそのへんを詳しく解説しでいきながら、「欧米の国でマスクをしないほうが良い理由」というのを書いていきます。

 

①顔を隠すのは失礼

 

日本ではみんなマスクをしているので気にならないですが、欧米では顔を隠して人と会話することは基本的に失礼だと思う人も多いのが現実です。

特にイギリスでは小学校でマスクの着用を禁止しているというところもあるみたいですね。

 

「マスクをするくらいなら予防接種をしようよ」ということです。

実際にイギリスでは、子供や高齢者、重い病気のある方などは無料でインフルエンザの予防接種を受けることができます。

 

 

②不自然

 

「マスクをしている人はいない」ということで、逆にマスクをしていると不自然に思われてしまうというのも大きな理由です。

日本は犯罪も少なく安全ということもあり、あまりピンとこないかもしれませんが、アメリカなどではマスクをしていると本当に「やばい人」の可能性のほうが高いです。

 

筆者も現在アメリカに住んでいるのですが、春先の時期になると花粉が辛い日もあるので、一度マスクをして外出をしたことがありました。

その時はすれ違うほとんどの人からものすごい視線を浴びせられたのを覚えています。

 

そのくらい非アジア圏の国々では「表情=信用」という意味合いが強いです。

 

 

③マスクをしてる=重病人

 

英語では一般的なマスクのことを「Surgical Mask」と呼ばれています。

つまり「手術用マスク」ということですね。

 

アメリカやイギリス、カナダなど、いわゆる欧米の国々からしてみれば、街中の人みんなマスクをしているアジアの光景があまりにも不可解というのがあります。

このへんの国では「マスクをしている人=重病人」、病院からそのまま出てきた人みたいな感覚です。

 

前にアメリカ人の友人に「日本人はなんでマスクをするの?」と聞かれたことがありました。

「風邪を他の人にうつさないためっていう理由で着けてる人も多いんだよ」というのを言ったら、結構驚いていましたが、「マスク=感染防止」という感覚があまりないみたいですね。

 

つまり「マスクをしている人=重病人」という、ある意味でマスクに対してステレオタイプがあります。

 

 

④花粉がない

 

上でも「花粉」について少し触れましたが、日本では「花粉症だから」という理由でマスクをする人もかなり多いと思います。

というのも、日本での花粉の発症率は異常です。

 

「3000万人以上が花粉症患者」と言われている日本はまさに「花粉症大国」ですが、これは戦後の高度経済成長の時に建築資材のための木材が必要で、育てやすかったスギをこの時に育てまくったのが、現在のスギ花粉の原因だと言われています。

筆者も重度の花粉症患者で、今も花粉に関して書いているだけでくしゃみが出てくるレベルなのですが、ここアメリカではほとんど花粉がありません。(たまにありますが…)

 

そんなこともあり、アメリカでは花粉に苦しむ人もいなければ、花粉のためにマスクを着けている人もいません。

 

 

⑤文化の違い

 

最終的にはやっぱり文化の違いかもしれませんね。

欧米の国々では雨が降っていても傘をささなかったり、ハンカチを持たなかったり、自転車は趣味であって交通手段ではなかったりなどなど、マスクをしないのもこれらと同じかもしれませんね。

 

 

ということで、本記事では「欧米ではマスクをしない方が良い理由」ということで解説してきました。

欧米の国々ではマスクをしていたら不審者と思われたり、重病人だと勘違いされてしまうこともありますが、マスクは風邪予防に必須でもあります。

 

特にニューヨークやロンドンなどの都市部ではマスクを着けていてもぶっちゃけなんとも思われないと思います。

例えばイスラム教の人がスカーフで顔を覆うように、マスクを着けて歩いている人がいても全然おかしくはないですね。

 

それくらい世界は多様になってきてはいますが、少し農村部や田舎に行くと、マスクはわりと変な目で見られてしまうこともあるので注意も必要ですね。