【実体験】アメリカの銃の危険性を具体的に解説します

【実体験】アメリカの銃の危険性を具体的に解説します

 

こんにちは。本記事はミナトのすゝめ「アメリカの文化」に関しての記事です。

アメリカに住んでいるとどうしても「最悪の状況」というのを考えてしまいがちになるんですが、先日ツイッターにてこんなことをつぶやきました。

 

 

ということで、本記事では筆者の体験談を交えながら「アメリカの銃の危険性」というのを具体的に解説していきます。

 

アメリカの治安

 

当ブログでも何度も言っているのですが、アメリカの治安は日本とは比べ物にならないほど悪いのが現実です。

特に都市部ですね。

 

シカゴやロサンゼルスの郊外に行くとわかりますが、ある一線を越えるとたちまち街の雰囲気が変わります。

つまりお金持ちの人とお金を持っていない人で住む場所が一線で別れているわけですね。

 

「そもそもなんで?」

 

というのも、

 

A地区の政治家

「うちの地区では税収は社会保障や生活に苦しんでいる人達に使いますよ!」

 

B地区の政治家

「うちの所ではみんなが益を得られるように、道路整備や安全面に税金を使います!」

 

お金を持っていない人達⇨A地区に引っ越す

お金持ち⇨B地区に引っ越す

 

A地区のような場所だと税収もないので道路整備や警察などに手が回らない⇛結果的にその地域だけカオス、ということになります。

A地区で生まれ育った子供は犯罪・差別・貧困と常に隣り合わせで生きていかなければならず、まともに教育も受けられません。

 

こんなことからアメリカでは貧富の格差がなくなりません。

 

観光の際の注意点

 

なので、ニューヨークやロサンゼルスなど、日本でも人気の観光地に行く際は特に下調べが大切です。

ニューヨークで言えばブロンクス、ロサンゼルスだったらコンプトンなど、そのへんの地域には近寄らない方がいいですね。

 

あとは時間帯なども気をつけましょう。

アメリカでは夜間に1人で歩くなんてことはなかなかできません。

 

それこそギャングやホームレスなど普通にいます。

しかし逆に言えば「気をつけてさえいれば大丈夫」ということでもあります。

 

本当の危険性

 

ここまでアメリカの治安の一般知識をご紹介してきましたが、アメリカの本当の危険はここではありません。

繰り返しますが、治安の悪い場所や「近づかないほうが良い」と言われている所さえ避けていればギャングなど遭遇することもなければ、アメリカに数年住んでいても関わることなど一切ありません。

 

ということで、怖いのは普通の人たちです。

 

障がい者支援にて

 

筆者は現在アメリカに住んでいます。

18歳の時に初めて単身留学して、20歳の時に経済的な理由で日本に帰国して、3年ほど働いて再度留学し今に至ります。

 

今はノースダコタ州というど田舎の大学に通っているのですが、大学内にて「障がい者の支援者」という形でアルバイトをさせてもらっています。

 

英語では「Mentor(メンター)」と言ったりしますね。

一緒に授業に出たり、家庭教師をしたり、時にはスポーツなどしたりするような楽しいお仕事です。

 

仕事自体は充実していて100%満足しているのですが、このような仕事をさせてもらっているとやはり人間関係や男女関係などの問題も生まれてきます。

例えばですが、一人の生徒がメンターを異常なまでに好きになってしまって、それがストーカー行為まで発展してしまったケースもあります。

 

筆者の場合も似たようなものですが、一人の生徒から毎日のように脅迫のメールが来たりしていた時もありました。

こんなようなことはアメリカや日本など、人種関係なくどこにでもあるものですが、アメリカの場合は「最悪の事態もありえる」ということだけは頭に入れていました。

 

ちなみにですが、ニュースなどでよくやっているアメリカの銃乱射事件の加害者は「知的障害」を持っていたというケースも少なくないのも事実です。

それだけアメリカでは手に入れようと思えば誰でも銃が手に入るということですね。

 

ちょっとした口論から「バン!」と撃たれたらどうしようもないですからね。

なので、どうしても強気に出づらいというのはよくありました。

 

車の運転にて

 

最近日本でも「あおり運転」が社会問題になっていますが、アメリカでも雑な運転、迷惑運転はかなり深刻な問題でもあります。

何度も言うようですが、アメリカでは銃がカンタンに手に入ります。

 

実際にアメリカで道路上でのささいな問題から「発泡して射殺」なんていう事件が数え切れないほどあります。

アメリカで運転する方はできる限り「安全運転」を心がけることにつきます。

 

また交通事故を起こしてしまった場合ですが、「アメリカでは先に謝ってはいけない」なんていうことも日本ではよく言われますね。

「謝ったら自分の否を認めたということで裁判で不利になる」ということですが、あれはもうかなり古い情報です。

 

今のアメリカの裁判ではそんなことは決してないので安心してください。

実際に事故を起こしたら、どっちに否があろうとまずは「Sorry」と言うのが筋ですね。

 

というか、それ以上問題を大きくしないためにもまずは謝りましょう。

 

 

ということで、アメリカは怖いです。

基本的に誰でも銃を手にすることができるので、「何かの拍子で間違ってしまったら」ということを考えると本当に気をつけるしかありませんね。

 

実際にアメリカで起きている銃乱射の事件はギャングなどの争いよりも「普通の人」が日常のイライラから起こすことの方が圧倒的に多いのが現実ということですね。