こんにちは。本記事はミナトのすゝめ「アメリカ留学」に関しての記事になります。
アメリカの留学生は大学の外で働くのは違法です。
もし働いているところを見つかった時は、強制帰国、単位剥奪になるので絶対にやめておきましょう。
ということで、本記事では「アメリカのアルバイト事情」を詳しく解説していきながら、「なんでアメリカで働けないの?」という疑問にお答えしていきます。
アメリカ留学中のアルバイト
アメリカへの留学は莫大なお金がかかります。
特に大学への留学を考えている方、アメリカの大学は世界一高額と知られています。
その上留学生は働くことを許されていないなんて理不尽な気もしなくもないですが、アメリカへの留学はとにかくお金が必要になります。
特にアメリカの物価は日本よりも高く、生活費もばかになりません。
実際のとこ…
とは言いつつ「実際どうなの?」と言えば、日本の留学生を含む他国から来た留学生も律儀にこの理不尽なルールを守っているわけではありません。
特に中国などから来ている留学生など、彼らの「中国コミュニティー」はすごいので、現地の中国料理屋さんで雇ってもらい、違法にバイトをしている人もかなりいます。
日本人であれば日本食料理屋で働いている留学生は普通にいますね。
というのも、アメリカのレストランはめちゃくちゃ稼げるからです。
アメリカはチップの国なので、忙しい日などは1日で2万円ほど普通に稼げます。
普通に丁寧な接客さえしていれば、団体客が100ドル(約一万円)普通に置いていくお客さんとかもいるみたいですね。
まさに日本のバブル時代みたいな話ですが、アメリカのレストランで働けばこれくらい稼げるので、お金に飢えた留学生は違法でもバイトをしているのが現実です。
違法バイト=リスクが高すぎる
これだけ違法なバイトをしている留学生がはびこっているのもアメリカならではですね。
なんだかんだ言ってもアメリカは「移民の国」なので、海外から来ている人に対しては寛容です。
移民局や政府もぶっちゃけ働いている留学生がたくさんいるのは知っていないはずがありません。
そのへんは「暗黙の了解」でもあります。
しかしそのへんは「シビア」なのも事実です。
見つかればその場で「逮捕」⇨「強制帰国」になると言われています。
筆者も詳しい話まではわかりませんが、大学や友達に連絡することも許されず、さらには自宅の荷物を持ち帰ることもできずに帰国させられるみたいですね。
もっと痛いのはアメリカで取得した学位&単位はすべて剥奪になります。
当然と言えば当然かもしれませんが、今まで費やしたお金と時間がすべて無駄になります。
「バレるわけない」
「みんなやってる」
このように働いている方々もいますが、これはあまりにもリスクが高すぎますね。
おすすめしない5つの理由
「絶対にバレない」と言ってもなんの拍子でバレるかもわかりませんね。
ここから「どんなことでバレるの?」、「どんなデメリットがあるの?」というのを見ていきましょう。
①摘発
最もよくあるのが、移民局による一斉摘発です。
特にチャイナタウンやコリアンタウン、リトルトーキョーなどの日本人街などなど、そのへんは定期的に移民局が摘発に入ります。
その時に働いていればアウトですね。
また最近では不法移民に対して厳しくなっているのと同時に留学生のアルバイトも昔と違いかなりきつくなってきています。
特に出入国の際ですね。
夏に日本に一時帰国をして、秋学期にアメリカに戻る際にかなり入念にチェックされます。
SNSもチェック項目に入っています。
もし「アメリカで働いている」というような趣旨の投稿をしていればバレます。
もし本当に怪しければ、スマホのGPSをトラックされることもあるという話です。
同じ場所(職場)に毎日、長時間いることがわかってしまえば、「この人働いているな」というのは明らかですね。
②通報
また、ライバル店や知人による通報というリスクもあります。
「外国人を雇っている」となるとお店側も多大なる損害を払うことになります。
また、何かの拍子で知人が大学の留学生担当の人に通報するなんて言うこともあります。
③違法=搾取
お店側が多大なリスクを払ってまで留学生を雇うのにはそれなりの理由があります。
中には最低賃金を切った給料だったり、ひどい時はチップ以外は払われないなんていうこともあります。
もちろん保険や手当てなどもないので、搾取し放題ですね。
逆に言えば、この法律は留学生を守るものでもあるのかもしれませんね。
④保険なし
アメリカ留学中に違法バイトはやめておきましょう。
万が一ですが、仕事中ケガでもして病院に運ばれるなんてことがあれば保険なんて出るはずもないのでそれこそ人生「つみ」ます。
バイト中に骨折⇨保険出ない⇨手術費払えない
こんな友達が実際にいました。
— マサヤ🇺🇸ミナトのすゝめ (@masaya_minato) August 18, 2019
上でも「保険がない」ということを書きましたが、仕事中に事故があった場合はまさに終わりです。
当サイト「ミナトのすゝめ」でも度々紹介しているのですが、アメリカの医療費は大学の学費と同じで「世界一高額」と知られています。
「違法なバイト中の事故」ということであれば、保険に入っていたとしてももちろん医療費は払われません。
これはなにも「仕事中」だけの話ではなく、通勤途中や帰り道の事故なども入ります。
下手すればその拍子で強制帰国になるかもしれません。
また「通勤途中」ということですが、道中で警察官に職務質問された場合など、大量の現金を持っていた場合なども怪しまれますね。
このように様々な場面が考えられます
⑤アルコール
レストランやバー、キャバクラなどほとんどの場所がお酒を提供するかと思います。
未成年の飲酒に関しては、アメリカは日本よりもはるかに厳しいのが現実です。
ある日突然私服警察官が未成年を連れてレストランにやってきて、お酒を頼むことがあります。
その際にID&年齢確認をし忘れた場合、レストランだけでなくお酒を提供した本人にも責任が及びます。
お店は多額の罰金を払わなければならないので、その際にオーナーと共に裁判所に行き状況を説明しなければなりません。
こうなった場合、違法バイトに関しては確実にバレます。
年齢確認のし忘れで問題になった飲食店など全米で数えきれないほどあります。
「この人は大丈夫だろう」と思った人が私服警官だった場合はまさに人生が「ツム」ので気をつけましょう。
大体のレストランでは、違法に雇った人に対してこのへんまで教えてくれないかと思います。
またアルコール関連で言えば、アメリカでは日曜日の午前中にお酒を提供することを法律で禁止している州があります。
また、祝日や祭日には「丸一日お酒を提供するのは禁止」という日もあります。
なんだかんだ言ってもアメリカは「キリスト教の国」だからですね。
それを知らなくて、お酒を提供してしまって問題になった場合、お酒の件だけでなく自分の留学生としての立場も崩れ去ってしまいます。
まさに「知らなかった」では済まない案件です。
節約が一番
ということで、本記事では「アメリカ留学中にバイトをおすすめしない理由」ということで詳しく書いてきました。
「違法バイトは禁止」ということですが、アメリカ留学中でもアルバイトをする方法はたくさんあります。
そのへんアメリカも「鬼」ではないので、例えば大学のキャンパスで働くのは完全合法です。
他にはインターンシップやOPT、「生活困難な人限定のウォーキングビザ」などもあります。
言えるのは、「必要な手続きを取る」ということです。
面倒かもしれませんが、本当にお金が必要であればしっかりとした手続きを踏みましょう。
そして最後は「節約すること」が一番の解決策かもしれませんね。
筆者が初めて奨学金を借りてアメリカのインディアナ州に留学したのはもうかれこれ5年前になりますが、僕も経済的な理由で留学後1年半ほどで日本に帰国しています。
そこから3年ほど日本で働いて再度留学をし現在に至るのですが、筆者は徹底した節約をアメリカでしています。
とはいっても「カツカツ」の生活をしているわけではなく、ある程度貯金もしながら楽しく学生生活を送っています。
そんな筆者の「アメリカでの節約術」を以下の記事で徹底解説しているので、本記事にあわせておすすめです⇩
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