【海外の反応】日本が世界一安全な国である5つの理由

【海外の反応】日本が世界一安全な国である5つの理由

 

こんにちは。本記事はミナトのすゝめ「日本の文化」ということに関しての記事になります。

先日「Quarts」が「世界で最も安全な都市」というレポートを発表し、1位に東京、3位に大阪が選ばれました。

 

筆者は現在アメリカに住んでいますが、日本はなんだかんだ言ってもやはり安全です。

ということで、本記事では「日本の治安はどのようにして守られているのか?」という点に関して海外の文化と比較しながら詳しく解説していきます。

 

日本の治安

 

令和に入ってから、「京都アニメーション放火事件」や川崎市で起きた「小学生殺傷事件」などなど、物騒な事件が立て続けに問題になっていますね。

「日本ももう安全な国ではない」なんて言われたりもしますが、世界を見渡せばまだまだ日本は「安全先進国」です。

 

「事件や事故のニュースは毎日やっているじゃないか」と言う人もいるかと思いますが、ニュースで毎日犯罪・事件などを取り扱っているからといって日本の治安が悪くなっているというわけでもありません。

というのも、ニュースは「情報を伝える役割」なので、毎日事件・事故を報道するのが当然ですね。

 

実際に東京都の犯罪率は21世紀に入ってから年々下がっていて、去年は日本の歴史上最低の犯罪率を更新しています。

何が言いたいかというと、住んでいるとなかなか気づかないですが、日本は他の国に比べて治安は良い国に分類されているということですね。

 

ではここからは「日本が安全である理由」というのを客観的な視点から海外と比べて見ていきましょう。

 

①24時間営業

 

日本の人工は「約80%が都市部に集中している」とも言われていて、アメリカなどと比べると圧倒的に人口密度が高いのが現実ですね。

アメリカの田舎に行くとわかりますが車がないとどこにも行けないです。

 

夜コンビニに行くにも真っ暗な道路を数十分運転しなければなりません。

路上に歩行者などいるわけがありませんね。

 

そういった街では24時間営業のお店などあってもかなり厳重なセキュリティ体制がしかれています。

一方で日本はどうでしょうか。

 

都市部に人工が集中しているため、例えば東京はもちろん地方の都市まで交通網&インフラが整っていて、24時間営業のコンビニなどもいくらでもありますね。

それこそ「眠らない」ので、なにかあればコンビニに駆け込めたり、実際に監視カメラもあるので、犯罪を犯そうと思ってもやはり難しいのが現実ですね。

 

これは日本自体の地形が山が多く、そこまで広いわけではないということがプラスしているのかもしれません。

実際にシンガポールや韓国、台湾、香港など日本と同じような都市開発&文化のある国々は「世界で最も安全な都市ランキング」にこぞってランクインしています。

 

②交番

 

 

こちらの動画は僕のYouTubeチャンネルですが、こちらは海外の方に向けて「日本の交番のシステム」を英語で 説明しています。

というのも、「交番」というのは日本独特の文化で、最近では「Koban」と英語表記で海外に輸出されています。

 

実際にシンガポールやニューヨークなどの都市で導入され始めて注目されています。

 

「でもなんで交番がそんなに珍しいの?」ということですが、日本に住んでいるとわかりにくいですが、これも上で書いている「24時間営業」と同じ理由です。

交番は都市や町を監視する役割を担っていて、これが日本の治安維持に欠かせない存在でもあります。

 

動画でも解説しているのですが、「落とし物をした時や道に迷った時はまず交番に行くこと」というのを小さい頃から学びますね。

「おまわりさん」なんて言ったりもしますが、海外の多くの国ではそんな生易しいものではありません。

 

些細なことで警察官のお世話になったりはしないのが現実です。

 

③都市計画法

 

英語では「Zoning」と言いますが、これは土地の「区画」を決める法を指します。

例えば、日本では住宅街のど真ん中にコンビニがあったり、一軒家の隣に牛丼屋やラーメン屋が建ってても珍しくありませんね。

 

このように日本の区画の法律はわりと企業側に融通がきくものですが、アメリカやヨーロッパなどでは全く異なります。

アメリカでは住宅街は住宅街として区分されていて、商業用の建物は一切その区画には建てられないようになっています。

 

騒音や見栄えなどの問題などもありますが、商業施設があることによって泥棒や犯罪などが防げているのも現実ですね。

 

④銃規制

 

2015年に日本国内で銃が射撃された回数はたったの6回です。

銃による死亡率は1000人中0.6%で、この数字は先進国の中で最も低いとも言われています。

 

これは言うまでもなく日本の厳しい銃規制によるものですね。

警察官ですらかなり厳しい管理の元で銃を扱わなければなりません。

 

アメリカでは徹底して銃を撃つ訓練をしますが、日本では銃の扱い方を訓練するよりも剣道や柔道などといった武術を訓練します。

有事の際はできるだけ銃は使わず、武術で相手を制するということですね。

 

一般の方も銃を手に入れるためにはものすごい長い手順をふまなければならず、お金もかかるのが現実です。

 

⑤単一民族

 

「全体の人工の98%が日本人」とも言われている日本は世界で最も多様性の無い国です。

逆に言えば世界で最も経済的に成功している「単一民族国家」でもあるわけですが、日本の治安の良い理由はなんだかんだ言ってもこれが大きいのかもしれませんね。

 

文化や人種、考え方が異なれば争いも起きます。

今のアメリカを見るとわかりますが、人種差別や経済的格差、文化の違いなどから生まれる犯罪が絶えません。

 

これはヨーロッパでも同じですね。

逆に韓国やベトナムなど、日本と同じような単一民族の国家は治安が良いのも事実です。

 

 

ということで、本記事では「日本はなんで治安が良いの?」という疑問に対して、「客観的に」解説してきました。

「他にも理由があるんじゃないの?」という方はぜひコメント欄にて意見をお願いします!