【あまりにも違う】日本とアメリカの学校の違い10選

【あまりにも違う】日本とアメリカの学校の違い10選

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日本とアメリカの教育システムには大きな違いがあります。

 

また、アメリカだけでなく、海外の国々と比べると日本の教育システムは実に珍しく、勉強以外にも実生活に役立ったり、道徳教育にはとてもいい環境だということが分かりますが、これ本当にいるの?というものも存在します。

 

ということで本記事では日本とアメリカの学校の違いを詳しく解説していきます。

 

①給食がない

 

これは日本の給食のシステムがとても珍しいのでよく世界でもSNSなんかで日本の給食の風景が拡散されて話題になります。

日本以外でもお隣の国、韓国では日本のように給食があるみたいですね。

 

アメリカでは基本的にカフェテリアで食べたり、ランチを持って行きます。(久々に揚げパン食べたい…)

 

 

②掃除がない

 

こちらも日本の学校が世界では珍しいようです。

アメリカでは担当に雇われている人が放課後に掃除をします。

 

ちなみに語学学校ですが僕が行っていた所はやりたい人は生徒でも時給$8くらいで掃除の仕事を受け持つことができました。(VISAなどは関係ないので合法です)

生徒が教室、下駄箱、トイレなどを掃除したり、みんなでお昼ご飯を配膳して食べるのは勉強だけでなく、生活面や道徳なども教えているという意味で日本の教育制度が世界の国々に見本とされています。

 

 

③登下校はスクールバス

 

アメリカではスクールバスか親の送り迎えで学校に通います。

高校生になったら自分で車の免許を取り、車で通うことも珍しくありません。(アメリカでは車の免許は16歳からOK)

 

これはアメリカは広いので学校が遠いということもありますが、治安の面で子供を一人で学校に通わせるというのはまずありえません。

 

 

④小学生でも留年や飛び級がある

 

アメリカでは小学生でも留年します。

しっかりと理解していないのに次の学年に上げるのは可哀相という考え方です。

 

 

⑤宿題がめちゃくちゃ多い

 

アメリカの小学校は宿題が多いということで有名です。

その点もあり、放課後に塾に通うということは珍しいです。

 

大学でも信じられないほどの課題が出ました。

最近は国内でも北欧の教育制度(宿題がめちゃめちゃ少ない)を見習おうという考えが広まっています。

 

 

⑥教科書は使いまわし

 

基本的に教科書はレンタルです。

大事な所をマークしてあったりするので便利ではあります。

 

しかし、日本では義務教育の内は無償で新品の教科書を使えますよね。

これは世界でも割と珍しいです。

 

背景には1960年代にお母さん方が声を上げてくれたので、その結果義務教育なのだから教科書は無償で配ろう、ということになりました。

当時の人達に感謝したいですね。

 

 

⑦入学式、始業式はない

 

アメリカには入学式などはなく、今日から学校というと親と一緒に来て普通に教室で最初の授業を受けるという感じになります。

多少のカジュアルなお出迎えはありますが、日本の入学式のようなセレモニーはありません。

 

 

⑧部活動はない

 

日本の部活動のようなものはアメリカにはなく、基本的に学外でのクラブ活動になります。

ましてや放課後も学校の先生が部活を通して生徒の世話をする(しかもボランティア)なんてのは考えられません。

 

という点では日本の先生方は働きすぎですね。(合掌)

 

 

⑨進路指導、生活指導に先生はあまり首を突っ込まない

 

基本的に生徒の未来は個々のご家庭で決めるものです。

生活態度が悪ければ保護者に連絡して終わりです。

 

酷い時は両親に学校まで来てもらって話すことはありますが、そもそも首を突っ込むことはしません。

ましてや金八先生の「加藤ー!!!!!」とか言って暴走族が集まっているカフェに放課後乗り込んでいく教師なんてのはまずありえません。(といっても2018年の日本でも当然ありえませんが…)

 

※金八先生 第二シリーズ参照 ←古すぎw

しかしながら例外もあります。

 

例えば、映画「コーチカーター」に出てくるバスケットボール部の顧問(あれは先生ではなく、クラブチーム専門に雇われた人)が「学校の成績が悪い生徒は試合に出さん!!」なんていうシーンがありますが、あういうのは非常に稀です。(ちなみにこの映画はおすすめですよ)

 

 

⑩身だしなみは割とゆるい

 

スカートは膝上何センチ、学ランの第二ボタンははずしてはいけない、髪型は学校の基準でなければならないなどなど、日本の学校は非常に厳しいですが、アメリカはそうでもありません。

 

基本的には自由です。

※これに関しても例外はあります。

カトリックスクールなど保守的な学校では制服があったり校則が厳しい(エクステ禁止など)などの例外はもちろんあります。

 

 

そもそも文化が違う

 

どうでしたでしょうか。

ここまでざっと見てきただけでも日本とアメリカの教育制度の違いをお分かりいただけたかと思います。

 

また、アメリカのドラマや映画などをよく見る人はなんとなくアメリカの学校風景が想像できるかと思います。

これは逆に言えば、アメリカの人達も日本のアニメやドラマを観て、給食があったり、みんなで同じ制服を着て自転車に乗って登下校したり、放課後に野球の練習に励んだりなど、日本の学校の雰囲気を羨ましいー!!って言う人もたくさんいます。

 

ですのでどちらが良いかという判断は一概には出来ませんので、ここでは「これだけ違うのか」ということだけ分かって頂ければ幸いでございます。