【海外から見た日本】世界が持つ日本人に対する10のステレオタイプ

【海外から見た日本】世界が持つ日本人に対する10のステレオタイプ

 

当ブログ「ミナトのすゝめ」では度々「海外から見た日本」ということで、現在海外に何年か住んでいる筆者が実際に経験したことを記事にしています。

ということで、先日ツイッターでこんなことを書かせてもらいました。

 

 

このように日本人というだけで、「数学得意でしょ?」とか、「今度パソコンについて教えて」ということを言われることも多々ありますね。

嫌なわけでは全くないですが、このようにどこから来たのかさっぱりわからない「ステレオタイプ」が海外にははびこっているのが現実です。

 

本記事ではポジティブなものもネガティブなものも含め「海外の人は日本人をどう思っているの?」ということをわかりやすく解説していきます。

 

 

日本人って海外からどういう風に見られてる?

 

特に日本人の方は「海外から日本はどういう風に見られているのか」ということを気にしがちな傾向がありますが、ざっくり言うと日本はかなり好印象だと思われます。

 

しかし、中には全然日本のことが分かっていなかったり、全く見当違いなのも含まれていますので、「日本は海外から好かれている」とは一概には言えません。

私たち日本人もヨーロッパやアメリカの方に対する一定のステレオタイプがあるのと同様だと考えればフェアですね。

 

では次に実際にどのように見られているのか、そのステレオタイプを詳しく見ていきましょう。

 

 

①メガネ+出っ歯+首からカメラぶら下げてる

 

出典:日本人 (ステレオタイプ) – Wikipedia

 

大体こんなイメージです。嫌ですね。

 

他にも、女性だったら内向的で男に従順というステレオタイプもありますね。

 

黒人⇨ラップ上手くて運動神経抜群

アメリカ人⇨肥満+銃を持ってる

中国人⇨目が細い

イタリア人⇨チャラい

 

大体こんなイメージがあるかもしれませんが、ステレオタイプは古今東西、お互い様だと思うのが良いのかもしれませんね。

 

 

②日本人は勤勉で死ぬまで働く

 

 

【留学中の苦い経験】アジア人に対するステレオタイプの記事では「アジア人は勤勉」という風にみられがちと書きましたが、日本人はその筆頭です。

 

主に日本の「空手」、「茶道」、「禅」などの文化から影響しています。

アメリカではそのような日本の文化(空手などを)を学校で習うこともあり、アジアの文化=日本のイメージ⇦これがかなりあります。

 

さらに海外のニュースで「日本人が過労死した」や、「過労からの自殺」というのが残念ながらよく取り上げられてしまいます。

万人受けするのでメディアもこぞって日本のそのような文化を紹介します。

 

結果的に日本人は会社に対しての忠誠心があることや、死ぬまで働くんだ、というイメージが付きやすいというのがあります。

 

 

③日本人は頭が良くて、独創的

 

 

こちらも【留学中の苦い経験】アジア人に対するステレオタイプの記事では「アジア人に対してのステレオタイプ」として取り上げましたが、これも日本人はその筆頭と言ってもいいですね。

 

上でも書きましたが、インディアナ州の大学にいた頃はジャーナリズムを専攻していましたが、「日本人なんだから、もっとテクノロジー系勉強したら良いじゃん!」言われたことがあります。

 

ほっといてくれよ、という感じにもなりますがこのようなイメージは良くも悪くもつきまといます。

日本人は勤勉でおとなしくて、頭が良いと言うのは世界共通の日本に対してのステレオタイプですね。

 

 

④毎日寿司を食べる

 

 

言うまでもなく毎日お寿司を食べる人はいないと思いますが、これはアメリカでよく言われています。

 

イタリア人⇨ピザ&パスタ

日本人⇨寿司&日本酒

 

こんな感じです。

私たち日本人も、アメリカ人⇨ハンバーガー&ホットドッグのイメージが強いのと同じかも知れませんね。

 

また食文化で言うと、日本人は「クジラ」や「イルカ」を日常的に食べると勘違いしている人も未だに多いですね。

海外で学校に通ったり、お仕事で滞在することがあれば聞かれることもあると思いますので、そんなことがあれば訂正してあげましょう。

 

 

⑤アニメとマンガ大好き(毎日コスプレ)

 

 

日本ではアニメ文化がかなり浸透してきて広く受け入れらているのは事実ですね。

そんなこともあり、「日本人なんだからアニメを好きで当然だ」というような意味わからない押しつけをされることも多々あります。

 

海外のアニメオタクの方に会うと、アニメの名前とか主題歌とかを聞かれることも多々あります。

そんな時に「知らない」と答えると、「君本当に日本人かい?」みたいな感じで言われることもあります。

 

何度も言うようですが、余計なお世話ですね。

 

 

⑥礼儀正しくておとなしい

 

 

日本人はお辞儀をする文化があり、茶道や禅では正座をするので、そのイメージで「日本人はみんな礼儀正しいんでしょ」というステレオタイプがあるのも現実です。

 

僕もアジアやアメリカなど海外の国々をしばしば行く機会がありますが、どこも日本とさほど変わらないです。

みんな同じくらい礼儀正しいですよ。

 

 

⑦中国人と日本人の区別がつかない

 

 

僕がアメリカにいた頃にしばしば「日本人、中国人、韓国人で区別できる?」とか、日本人である僕に向かって、「ニーハオ」や「アニョハセヨ」などど挨拶してくる人もたくさんいました。

 

また、「日本ってそもそもどこ?」とか、「東京って中国だったっけ?」という海外の人も少なくありません。

もちろん人にもよりますが、「海外では日本の認知度なんてそんなものかぁ」と思うことも意外にも少なくありません。

 

 

⑧日本は世界で最も変な国

 

 

日本は独特の文化がありすぎるせいからか、「変な国」として見られることが多々あります。

 

例としてあげるならば、生の魚を食べる文化があったり、アニメ&マンガ、自殺率、日本のAVなどなど。

日本は世界から見て珍しい文化を持つ国でもあります。

 

 

⑨日本は建前社会

 

 

日本人は建前でしか人と接しないというイメージを持った海外の人もたくさんいます。

実際に「Tatemae」という英語もあるくらいです。

 

このように日本の「建前社会」というのは広く知れ渡っていますが、このようなイメージがあるからか日本人はみんな建前でしか接さないと思っている方も多いのが現実です。

 

 

⑩第二次世界大戦関連のステレオタイプ

 

 

日本は第二次世界大戦で枢軸国として、アメリカ、イギリス、中華民国などの連合国と戦争をしました。

歴史の教材からでしか日本のことを知らない方々は当時の日本のイメージをそのまま現代の日本と一緒に見ることも多いです。

 

実際に英語で「Banzai(万歳)」や「Kamikaze(神風)」などの単語があるように、日本人⇨無慈悲で残虐的&捨て身で戦うというイメージを持っている人も少なからずいるのも事実です。

中には「日本人は未だにサムライ精神を捨てていない」と本気で思っている方もいます。

 

 

ステレオタイプはしょうがない

 

ということで本記事では「海外の方々が持つ日本に対してのステレオタイプ」を見てきました。

 

「日本は海外からこのように見られている」ということを、良いことばかりではなくマイナスなことまで知っていると、実際に海外に行った時に「日本はそんなじゃないよ」という風に指摘がしやすいかと思います。

 

間違いだらけのステレオタイプは世界共通で全ての国にあるものだと思うので、大事なのはそれをどう受け止めていくかですね。

 

 

「海外で日本はどのような立ち位置なの?」

「海外では日本人はどう見られているんだろう」

こんな方、以下の記事にもっと詳しく書いてあります⇩