当ブログでは常々アメリカに留学している方や英語学習者の方に向けた記事を書いていますが、本記事ではアメリカの恋愛事情&恋愛に関する英会話フレーズについて解説していきたいと思います。
いずれアメリカに行って恋人が欲しい人は「アメリカの恋愛事情」を知っておくと役に立ちますよ。
また、アメリカ人の恋愛から見る日本との文化の違いを見ていくのも面白いです。
「いずれアメリカで恋人が欲しいんだけど、まずはどうしたらいいのかな?」
このような疑問にお答えします。
アメリカの恋愛事情
一般的にアメリカ人は恋愛に対して「ハングリー」です。
10代から60代までの人はもれなく「恋人が欲しい」とか、「いい人がいれば…」という感じで常にオープンです。
特にアメリカの離婚率は40%〜50%という数字でとても高いです。
離婚する夫婦が増えてきたと言われている日本でも3人に1人の割合なのでこのアメリカの数字がいかに高いかがわかると思います。
もちろんアメリカにもバツ1とかバツ2のような言葉が存在するように昔から離婚している人はあまりいい印象を持たれないのが残念ながら現実ではあります。
ではなぜアメリカ人は離婚するのでしょうか。
結論から言うと、「もっといい人を求めがち」なんです。
もちろん離婚をする理由なんて人それぞれですが、「離婚してもまた新しい人と出会って再婚すればハッピー」という考え方です。
実際にアメリカでは再婚率がどんどん増えていて、半分近くの夫婦が「どちらか一方が再婚者である」という調査もあるくらいアメリカでは再婚が一般的であります。
こういう文化の違いを見ても分かるようにアメリカ人は常にいい人を求め続けます。
それは年齢など関係なく60代でもする時は盛大に結婚式を挙げるのが普通ということですね。
では次に実際に友達⇨恋人から結婚に至るまでの段階はどんな感じなのかを見ていきましょう。
段階1:“お友達”から“恋人”になるまで
結論から言いますと、アメリカでは日本のように「お付き合いしてください」的な告白はしません。
「あ、あの人いいな」と思ったら、とりあえずデートに誘います。
「Would you like to go out with me some time?」
(今度デートに行きませんか?)
「Do you like to have a dinner with me tonight?」
(今夜ディナーでもどうですか?)
「Want to have a cup of tea?」
(お茶でもしませんか?)
ここではまだ、友達以上、恋人未満の関係で「デートを重ねている状態(Dating Period)」であくまで恋人同士ではありません。
この段階でも「I’m dating with 〜(〜と付き合っている)」とか、「I’m going out with 〜(〜とデートに行っている)」というようなフレーズを使いますが、厳密には「付き合ってない」です。
したがって、他に良い人がいて、その人とデートに行っても「浮気」ではないので安心してください(でも伝えておくと無難)。
あと、キスやSEXは「正式にお付き合いしてないとダメ」というわけでもないです(人にもよりますが)。
「恋人同士でもないのにヤルのっておかしくない?」というのはあんまりないです。
そのへんの相性チェックまで含めて相手を見極めるのでしょう。
曖昧な感じはよした方が良い
誘った方は「これはデートだよ」というのをしっかり伝えておいたほうが無難です。笑
じゃないと相手は「あ、普通に遊びに誘ってくれてんだな」としか思わないパターンもあるので注意が必要です。
特にアメリカの人は「曖昧な関係」を嫌うのではっきりしたい時は意見やお互いの関係について言い合います。
またこれは日本でも同様ですが、デートに誘ったり、電話番号を聞いたりする時はできるだけ直接のほうが良いです。
友達経由とか、メール(テキストメッセージ)とかだと「チキン」扱いされます。
ここは日本とあまり変わりないかと。
Ask 〜 out / 〜をデートに誘う
Go on a date / デートに行く
Seeing 〜 / 〜とデートをしているor〜が気になっている
Break up with 〜 / 〜(恋人)と別れる
定番のデートは?
レストランに食事に行ったり、映画を見にいくのがデートの定番です。
また“大人”のデートだとフォーマルなスーツとか着ていくのが一般的で、服装も重要な要素を果たします(まぁこの辺も日本とあまり変わりないかと)。
よくアメリカ人の方が「テラスハウス」とかで日本の恋愛事情を知って驚くことが、
日本人は大の大人が観光地とかスポッチャみたいな場所をデートに選ぶこと、らしいです。
これはアメリカでは珍しいのかな?
筆者もよくわかりませんが、その辺は人それぞれで良いかと。
ちなみに「テラスハウス」は面白いのでおすすめです。
そんなことはおいといて次は「恋人同士」の段階を見ていきましょう。
段階2: 恋人同士
何回かデートを重ねて「あ、この人いいわ…」ってお互いがなったら晴れて「恋人」です。
この辺の確認方法はカップル次第ですが、
SEXした時点で恋人、という人もいれば、「I love you」とお互いが言ったら恋人、という人もいます。
正式な告白がないぶん曖昧とも言えます。
もちろん中には口頭で確認する人もいます。
Will you be my girlfriend/boyfriend?
(私の恋人になってくれる?)
Are we exclusive?
(俺たち付き合ってる?)
Are we in a relationship?
(俺たち付き合ってる?)
これらのフレーズを使います。
ちなみに「Are we exclusive?」というのは「独占的な、唯一の」という意味です。
この関係になったら、浮気はもちろん他の人とデートに行くのも基本的にはだめです。
「この関係は付き合ってるって言うのかな?」と気になったら聞いてみましょう。
I love youついて
アメリカの方はしょっちゅう「I love you」を言っているイメージがありますが、もちろんのことこれは大切な人に限ります。
家族やパートナーにはかなりの頻度で“I love you”を言いますが、恋人関係や友達同士になるとまた違って、I love youというフレーズはかなりハードルの高い言葉になります。
したがって、カップルが付き合い始めて早々に「I love you」を言うことは滅多にないのでご注意を。
段階3: 結婚
最後に結婚です。
恋人期間に関しては日本とあまり変わりません。
ピンからキリまでです。
長い人なら10年近くの恋人同士を経て結婚に至る人もいれば、数カ月で結婚するカップルもいます。
前述したように、アメリカでは離婚率・再婚率どちらも高いです。
これはやはりアメリカの方は常に恋愛に関して「ハングリー」なんだということが言えるでしょう。
また、アメリカでは親子でお互いの恋愛事情を相談し合うというのが一般的であるのも要因かと思います。
子供が「お母さんには幸せになってほしいから」と再婚を後押しするのも珍しくないです。
恋愛は大事です
ということで本日は「アメリカの恋愛事情」に関して詳しく見てきました。
「海外でも恋人がほしいな」という方の背中を押せればいいと思います。
「“言語を習得する”ということのゴールはその言語で恋人を作ることだ」とどっかの偉い人がこんな感じで言っていたのを記憶してます。
てことで恋人を作ることは英語習得にかなり近づくことでもあるので頑張りましょう。
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