【Thatの使い方】 全部で6パターンをわかりやすく解説します

【Thatの使い方】 全部で6パターンをわかりやすく解説します

 

本日から当ブログもWordPressから更新することになりました。

平素より読んでくださっている皆さま、本当にありがとうございます。

 

さて、本記事では英語において最も使われる単語の1つでもある、“That”について主に使われる6パターンを徹底的に解説していきます。

 

英語の文法の大前提

 

まずはじめに英語の文法は、1つの文に主語と動詞は1つずつしか必ず入ってはいけないという大前提を覚えなければなりません。

 

1.S(主語)+V(動詞)

2.S(主語)+V(動詞)+C(補語)

3.S(主語)+V(動詞)+O(目的語)

4.S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+O(目的語)

5.S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+C(補語)

 

みたいな感じですよね。

「Thatを加えると主語と動詞たくさん入るじゃん!」とか思う方もいらっしゃると思いますが、あくまでこの形は必ず守られています。

 

 

どういうことなのかをここでは詳しく説明していきましょう!

 

 

①主語としてのThat

 

Thatの訳は、「あれ」や「それ」というふうに覚えたかもしれませんが、まさにその通りでございます。

“This(これ)”や”It(それ)”との違いは文全体を指すということです。

 

例文

A: I got cold yesterday.

(昨日風邪ひいたの)

B: Oh really? That’s too bad.

(まじ?それは最悪だな)

 

A: I bought a smartphone last week.

(先週スマホ買ったんだ)

B: That’s nice.

(いいね)

C: It’s nice.

(いいね)

 

Bは買ったことに対してのいいね

Cはスマホがいいね

という違いです。

 

 

②目的語としてのThat

 

こちらは目的語(文の後ろ)として使われるThatになります。

 

例文

A: Do you know where my cake is?

(私のケーキどこにあるか知ってる)

B: Oh, I ate that.

(あー、あれ食べちゃったよ)

 

A: Did you take the math class last summer?

(去年の夏数学のクラス取った?)

B: Yes, and I hated that.

(うん、あれつまんなかった)

 

 

③形容するThat

 

こちらは名詞の前に形容されるThatです。

 

例文

A: Hi, I’m looking for a good restaurant.

(こんにちは、いいレストランを探しているんだけど)

B: That one is my favorite.

(あれ私のお気に入りだよ)

 

A: Tama is my favorite character.

(タマが僕のお気に入りのキャラクターかな)

B: I know that cat!

(その猫知ってるよ!)

 

 

④強調としてのThat

 

形容詞の前に付くThatです。

こちらは形容詞を強調する時に使われます。

 

例文

A: I’m too old to date a girl.

(僕が女の子と付き合うには年がいきすぎてるよ)

B: You are not that old.

(そこまで年いってないじゃん)

 

A: I don’t wanna go. It’s too expensive.

(行きたくないよ。高すぎだって。)

B: It’s not that expensive.

(そこまで高くないでしょ)

 

 

⑤名詞節としてのThat

 

名詞節とは読んで字の如く名詞を作るものです。

 

例文

S  V       O

I think (that she has a boyfriend).

(彼女には彼氏がいないと)私は思う

 

S    V         O

I know (that he is not coming today).

(彼が来ないのは)僕は知ってる

“That”以降の文はあくまで名詞なので、S+V+Oの形式は崩れていません。つまり()内の文は目的語になります。

 

 

⑥形容詞節としてのThat

 

こちらも同じで、上記では名詞を作るものでしたが、こちらは形容詞を作るものです。

 

例文

S  V        O

I met a guy (that speaks Japanese).

(日本語を話す)奴に会ったよ

 

S               V  O

The guy (that speaks Japanese) is my friend.

(日本語を話す)あいつは俺の友達だよ

 

()内はつまり形容詞であって”GUY”を説明するものでしかありません。

ですからどちらも文の中には主語と動詞は1つずつしかないので最初に書いた大前提は守られています。

 

 S V       O

She is the girl (that Sato likes).

彼女が(佐藤が好きな)女の子だよ

 

S         V O

The girl (that Sato likes) is her.

(佐藤が好きな)女の子は彼女だよ

 

これも同じで主語と動詞が2つずつあるように思えるのですが、“That”以降の”Sato likes”というのは”The girl”に形容しているものでしかないので、この2つの文も主語と動詞は1つしかありません。

 

 

まとめ

 

ということで今日はThatの使い方ということで英語の文法を学んできましたが、特に最後の⑤と⑥は「使えるようになれば便利だね」程度で軽くながしておけばいいと思います。

結局文法は数学の方程式と同じなので覚えるしかありません。

 

会話の中で実際に使っていけば、自然に覚えて使えるようになるので英会話や練習で英語を話す機会がある時などはこれらの構文を意識して使ってみてください!