こんにちは。本記事は「ミナトのすゝめ」英語学習についての記事です。
フォニックスとは、英語圏の小学生が発音の練習に使う教材のことを言います。
「英語が聞き取れない」という人がよくやりがちなのが、毎日英語のニュースやラジオを「聞き流して」やった気になってるんですが、これは圧倒的に非効率的ですね。
英語のリスニングを伸ばしたいなら「発音方法」を覚えるのが最も理にかなってます。
例えばフォニックスとかを毎日やった方が身になる
— マサヤ🇺🇸ミナトのすゝめ (@masaya_minato) July 29, 2019
先日こんなツイートをしたのですが、英語のリスニング上達への1番の近道は「発音練習」ですね。
そこで「発音をよくするためにはどんな練習法があるの?」ということですが、発音練習には「フォニックス」がわりと良好な練習法です。
ということで、本記事ではそんな「フォニックス」について詳しく解説しています。
フォニックスとは?
こんな感じでやる発音練習方法です。
つまり「フォニックス(Phonics)」 とは英語においてつづりと発音のルールを明確にしていきながら、正確な発音を覚える英語の「トレーニング」です。
というのも、英語の発音というのは「口の筋肉」がかなり重要になってきます。
フォニックスで英語を話すときの口の作り方、使う筋肉を「鍛える」ことによって、英語の発音がかなりキレイになります。
日本でも小学校低学年や幼児など、五十音の発音をやりますよね。
英語圏の国にも同じようなものがあるのですが、それがこの「フォニックス」です。
「ABCの歌」というのがありますが、それとはまた違います。
実際の単語の綴りのなかで、「アルファベットの発音はこういうルールの基で変わるんだよ」というのを覚えることができます。
子供がやるような練習法なのでとても面白く、リズムに乗ってやるので耳に残りやすく楽しく効率よく発音矯正が出来ます。
ここでフォニックスのメリットをわかりやすく出していきます。
①アルファベット一つ一つの音がわかるようになる
出典:https://www.winbe.jp/sp/phonics/
この表にもありますが、英語のアルファベットには一つ一つ音が存在します。
「Ka ra o ke」や「Sa mu ra i」など日本語由来の英単語を例に出してみるとわかりますが、日本語の場合、「A I U E O」の母音で終わる言葉がほとんどですね。
しかし英語の場合、母音ではなく子音で終わる単語がほとんどです。
この言語の違いがマイナスに転じてしまい、私たち日本人が英単語を発音するときも子音で終わるはずが「母音で終わらせてしまう」ということが起きて「カタカナ発音」になってしまうわけですね。
例えばですが、「Running」と言う時、「Ran nin gu」というふうに語尾に「余計な母音」を付けてしまいます。
しかし、英語には「g」に対して一つの音が存在します。
つまり余計な母音は入らないのですね。
フォニックスをやれば、「アルファベット一つに対して一つの音がある」ということがわかるようになります。
これらの音を覚えれば日本のカタカナ英語によくあるような余計な母音を付けずに、「自然なネイティブのような発音」で英語を話せるようになります。
②”音のルール”がわかるようになる
英語が難しい大きな理由の一つとして言えるのは、「発音のルール」を覚えることだと個人的には思っています。
例えば、日本語なら「あ」という平仮名に対して一つの音しかありませんね。
英語では「a」というアルファベットに対して異なる音が複数あります。
これは英語ならではかもしれません。
「Apple(アップル)」の「A」と、「About(アバウト)」の「A」では音が違います。
「このアルファベットの音ってどんな基準で変化しているの?」
これにはある程度の「ルール」が存在します。
アルファベットのつづりや組み合わせによって、「これはこういうふうに音が変わるんだよ」、「これとこれを組み合わせたらこういう音になるんだよ」というのをフォニックスで学ぶことが出来ます。
例えば、「Time」はカタカナ読みで、タイム(ta i mu)と読みますが、本来は「t ái m」という風に読みます。
最後に “e” がくる単語 (Take, Cake, Make, Like, Fake, Bakeなど) は最後の“e” が脱落して、中の母音(Timeの場合 “i”) はアルファベット読み (アイ) になります。
なので、“Time” の読みは
ta i mu
t i mu
tai mé
などではなく
“t ái m”
になります。
このようにほとんどの英単語の発音にはルールが存在しそれをフォニックスの練習法によって覚えられるというものです。
③聞くだけでスペルがわかるようになる
本記事のタイトルにもありますが、「発音がよくなる」ということは、同時に英語を聞き取ることができるようにもなります。
逆に言えば発音の仕方が分からなければ、いくらその英単語の存在や意味を前もって暗記していても「会話では全く使えない」ということが起きてしまいます。
せっかく意味も使い方も覚えた単語を実際の会話で使えないのはもったいないですよね。
発音練習をやれば最終的に聞いただけで英語のスペルがわかるようになります。
リスニング向上の近道は実は発音練習なのかもしれませんね。
④微妙な音の違いが分かるようになる
Sit (座る)
Shit (クソ)
Thing (物)
これらの単語を全てカタカナに書き換えると、
シット
シット
シング
という感じになりますね。
しかしこの最初の “シ” の部分、英語では「Si」「Shi」「 Thi」となりますが、これらかなり音の違いがあります。
このように、日本語には無い音を細かく学ぶことができます。
おすすめの教材
「実際にフォニックスをやってみたいな」
こんな方のために、ここからはおすすめの教材をご紹介していきます。
動画&音声
「YouTube」には、フォニックスの発音方法を紹介している方がたくさんいます。
この方の動画はとてもわかりやすいのでおすすめです。
こちらは実際にアメリカの幼稚園で幼児教育をしていた経験がある方がフォニックス流の英語発音を教えています。
この動画もかなりわかりやすくておすすめですね。
書籍
「YouTubeだと解説などが毎回入ってしまって、毎日練習したい人には非効率的だな」
こんな方もいるかと思います。
書籍を買えば付属のCDが付いてくるので、「ガッツリ練習したい」という方にはこっちのほうがおすすめかもしれません。
そこでこちらの教材が最もおすすめです。
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しっかりと解説も付いていて、テンポに合わせて練習ができるので飽きずに続けることができます。
筆者も毎日これで練習していました。
実際に毎日30分の発音練習を半年間やった結果かなり発音がよくなりました。
ということで、本日はこのへんで終わりにしておきます。
質問などあればコメント欄か直接お問い合わせにてお願いします!
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