【大統領激怒】日米貿易摩擦とは何なのかを解説します

【大統領激怒】日米貿易摩擦とは何なのかを解説します

 

はじめに▼

本記事では度々ニュースでも取り上げられている、「日米貿易摩擦」について、「結局何のことを言ってるの?」という方のためにわかりやすく解説していきたいと思います。

 

中国VSアメリカで繰り広げられている「貿易戦争」

 

ここ最近ニュースでも日夜取り上げられている中国とアメリカの貿易戦争ですが、これはアメリカが一方的に中国に対して突きつけたものであります。

つまり、アメリカは中国に対して莫大な貿易赤字を抱えているので「それを解消しよう」という動きが今になってようやく出てきたということですね。

 

そもそも関税って何?

 

国内産業の保護を目的として又は財政上の理由から輸入貨物に対して課される国境関税をいう

引用元: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E7%A8%8E

 

つまりわかりやすく日本でいうと、日本は国内の農業を守るために外国のお米やお肉などの農業品目に対して関税をかけています。

したがって、主にカリフォルニアや東南アジアからの本来安いはずのお米は関税がかけられているので高くなります。

 

これがもし、関税がかけられていなかったら、激安の外国産のお米が日本のスーパーマーケットに出回り、高品質で高価な日本産のお米は売れなくなってしまいます。(あまりにも値段差があるため)

 

関税とは外国産の輸入品を故意に高くして、国内製品を国民に買ってもらい、結果的に市場を守るという働きがあります。

 

 

アメリカは世界屈指の貿易赤字を持つ国

 

アメリカは意外にも莫大な貿易赤字を抱える国でもあります。それは社会問題にもなっており、トランプ大統領はそれを解消すべくようやく立ち上がった大統領とも言えます。

 

貿易赤字って何のこと?

 

「貿易で赤字になっている」というのは、二国間で貿易の関係を見た時にどちらが輸入品を多く買っているかでわかります。

 

輸入している製品が多い国→赤字

輸出している製品が多い国→黒字

ざっくりいうとこんな感じになります。

 

これを念頭に入れて、対中貿易の赤字というと、

アメリカ国民は中国の製品を大量に買っているけど、中国国民はアメリカの製品をあまり買っていないということです。

アメリカはこの関係が他の国々に対しても同じことが言えるのです。

 

アメリカが貿易赤字を抱える主な国

中国

メキシコ

EU諸国

カナダ

日本

 

ということで先日、中国、メキシコ、EU、カナダ、にものすごい額の関税をトランプ大統領が突然かけて諸国のリーダー達を激怒させたわけですが、ついに今度は日本に目を付けたということですね。

 

何をそんなに怒ってるの?

 

アメリカが日本に対し主に輸入している製品と言えば「自動車」です。

日本の自動車は言うまでもなく世界に誇れる高品質であり、特にトヨタの自動車の生産台数は世界第三位です。

 

東南アジアなどの国に行けばたくさんの日本車を街で見かけます。

逆に韓国や中国に行くとあまり日本車を見かけません。

 

 

 

それは中国や韓国でも自国で自動車を生産(ヒュンダイ、FAW、KIAなど)しているため、「外国車を輸入するくらいだったら、自国のメーカーが売れるようにしよう」ということで多額の関税をかけているからです。

 

アメリカではどうなのか、というとアメリカに行くとよく分かりますが、ほとんどの車が外国車です。

主に日本車、ドイツ車、韓国車です。

 

アメリカでも当然自国で生産している自動車メーカーがあるのだから、「なぜそっちを買わないんだ」ということになり、日本車に関税をかけるということに至ったのです。⇛そうすることにより、アメリカ国内の日本車の値段が上がり、国民は、高い日本車よりもアメリカの「フォード」、「GM」など、いわゆる「アメ車」を買うからですね。

 

現在、アメリカは日本車に対して2.5%の関税をかけていますが、25%(10倍)の関税を新たにかけると言い放ちました。

逆に日本がアメリカ車に対して関税をかけているのは0%なのでこれは横暴極まりないですね。

 

 

輸入だけではなく輸出も

 

さて、トランプ大統領が怒っているのはそれだけではなく、「日本は牛肉に多額の関税をかけまくっている」ということです。

前述したように日本は自国の農業を守るために多額の関税を農業品にかけています。(アメリカ産冷凍牛肉には50%)

 

したがって、トランプ大統領は日本国民にもっとアメリカの牛肉を買ってもらいたいという思惑から、日本に対して「関税をもっと下げろ」と言っています。

自国の輸入品に対しては「関税を上げる」と言っているのに、アメリカ産牛肉のような輸出品には「関税を下げてくれ」と言っているのです。

 

 

まとめ

 

ということで本日は「関税」についての基本情報をご紹介してきましたが、これを見るとアメリカはいつになく横暴極まりない外交をしていると言えます。

 

トランプ大統領は二国間での交渉を特に得意としています。

アメリカの軍事力や経済力をフルに使えるからです。

 

「アメリカが日本を守ってやってるんだから」という論理で交渉に来られたら、日本としては「タジタジ」になるしかありません。

 

このトピックには今後とも注目していきましょう!