【必読】アメリカの治安、危険な場所の見極め方10選

【必読】アメリカの治安、危険な場所の見極め方10選

    

 

アメリカの治安は日本に比べて圧倒的に悪いです。

日本に比べてというよりも、アメリカは他の国々に比べてもかなり悪い方かと思います。

 

というのもアメリカ国内には桁違いの数の銃があり、普通に一般市民でも所持できることから乱射事件やギャングの抗争で銃が使われることもあります。

本記事ではそんなアメリカの治安に関して、「危険な場所の見極め方」というのを詳しく解説していきます。

 

アメリカの治安

 

なんだかんだ言ってもアメリカも広いので、場所や地域によっても治安はかなり違います。

「これだけは絶対に言える」と断言できるのは、「都会になればなるほど治安が悪くなる」ということですね。

 

アメリカの犯罪件数 (州別)

出典:アメリカ合衆国の犯罪と治安

 

この表を見てもわかりますが、ニューヨーク、ロサンゼルス(カリフォルニア)、シカゴ(イリノイ)など、大都市がある州は基本的に治安が悪いです。

逆に言えば田舎は安全です。

 

筆者は現在アメリカのノースダコタ州というところに住んでいますが、感覚的には日本と同じか、むしろ日本よりも安全に感じるときもあります。

人がとにかく優しく、差別もなく、のんびり暮らせています。

 

アメリカはとにかくそんな感じです。

一概に「アメリカは危ない」とは言い切れないということかもしれませんね。

 

ではここから本題である「危ない場所の見極め方」というのを見ていきましょう。

 

①道路の舗装

 

道路の舗装のされ方でその地域の治安が大体わかります。

危ない場所は道路がガタガタです。

 

つまり舗装されていない状況ですね。

あとは道路上の「タイヤ痕」があるかないかもわりと重要になってきます。

 

「タイヤ痕」というのはつまり、普段から暴走者やあおり運転などが多いと急ブレーキの跡やスリップの跡などが道路に残ってしまう状況です。

 

「道路状況がなんで治安に関係あるの??」

 

これはアメリカの政治制度に関係しています。

アメリカではDistrict(街)によって、税制の使い道が違います。

 

車社会であるアメリカでは、ミドルクラスなら車は必ず持っています。

そんな誰もが車を持っている街であれば道路補正に税金をかけるのは当たり前ですね。

 

逆に低所得者の多い地域では道路以前に治安維持をしなければなりません。

つまり道路に税金をかけるよりも、セキュリティ面にお金を使う、結果的に道路の舗装が悪くなってくるということになります。

 

②バス停

 

治安が悪いところはバス停に浮浪者やガラの悪い人たちがたむろしています。

上でも書きましたが、アメリカは車社会です。

 

少し裕福な家庭になれば高校生でも車一台持っているレベルです。

逆に言うと、そんな「車がなくては生きていけない」ような社会であるアメリカでは「車を持っていない=低所得者」ということになってしまいます。

 

つまり低所得者はバスを利用します。

誰もがバス&電車を利用する日本では考えられませんが、ミドルクラス以上で育ってきた人は「人生で一度もバス&電車に乗ったことがない」という人もアメリカにはザラにいます。

 

実際にアメリカでバスに乗ってみるとわかりますが、初めての人はおそらく「怖い」と感じると思います。

治安の悪い地域のバス停は大麻を吸っている人やガラの悪い人がいたり、つまりバス停の雰囲気で治安の良し悪しがわかります。

 

③コンビニ&ガソリンスタンド

 

コンビニやガソリンスタンドのレジが鉄格子やガラスで仕切られている地域は危ないです。

「そんなとこあるの?」と思いがちですが、都市部だとよくあります。

 

強盗から守るためのものですね。

コンビニだけでなく、家の玄関や窓も鉄格子で守っている人もいますが、そういう地域は言うまでもありませんが危ないです。

 

④落書き&ゴミ

 

これはもう一番わかりやすいものかもしれませんね。

道にゴミが散らかっていたり、落書き、グラフィティなどの多い地域は危ないです。

 

⑤路駐してある車

 

またもや車に関してです。

これは走っている車ではなく、路駐してある車を見るとわかります。

 

治安の悪い場所では基本的にボロボロの車が路駐してあって、そこに何年も止まっていたかのような車がたくさんあります。

窓が割れている車もそうですね。

 

英語では「ゲトーダイアモンド」と言いますが、悪い人が金品を盗むために窓ガラスを割ってしまうので、治安の悪い場所には窓ガラスが割れた車が多くある傾向にあります。

 

⑥子供だけ

 

子どもたちだけで遊んでいる風景、これ日本なら微笑ましいかもしれませんが、アメリカだと真逆になります。

日中に子供だけで遊んでいて、さらには親の姿が見えない、こういう場所は危険な場所です。

 

アメリカでは基本的に子供だけにはしません。

学校への通学も子供だけで行かせることはなく、アメリカはスクールバスで学校に通わせます。

 

危ないからですね。

子供だけで外出させたり、夜に子供を外に出そうもんならアメリカでは「育児放棄」、もしくは「虐待」になってしまうこともあります。

 

つまり子供だけで遊んでいる風景というのは、アメリカでは「治安の悪い」証拠でもあります。

 

⑦電線に靴

出典:Ever Seen Shoes On Power Lines? Here’s What It Means

 

電線に靴が引っ掛けられていると治安が悪い傾向にあります。

「なんで電線に靴?」と思うかもしれませんが、これはギャングやドラッグ取引などにおいての「テリトリーを示すもの」と言われています。

 

⑧まだ使える家具が捨ててある

 

治安の悪い場所は、基本的に人の入れ替わりが激しいです。

新しく引っ越してきて治安が悪すぎることに気付いてすぐに他に引っ越すという人が多いからかもしれませんね。

 

そんなことから、まだ使える家具がたくさん捨ててあります。

また警察に捕まった人の家具を大家さんが捨てるからというのも理由の一つでもあります。

 

治安の悪い、いわゆるゲトーなどではこれらを拾ってきて道路脇に並べて商売をしている人も多くいます。

 

⑨質屋が多い

出典:https://reolink.com/signs-you-live-in-bad-neighborhood/

 

治安の悪い場所には質屋が多いです。

高級品などをお金にするための場所ですね。

 

あとは「Payday Loan」と呼ばれるアメリカの消費者金融のローンサービスが多い傾向にあります。

 

⑩ショッピングカート

 

道路脇にショッピングカートが不自然に転がっている場合は「治安の悪い場所」だと思ってください。

スーパーからカートごと物を盗んでそのまま捨ててしまうからですね。

 

 

ということで、本記事では「アメリカの治安の悪い場所の見極め方」というのを詳しく見てきました。

と言ってもこれらが必ずしも「治安の悪い場所」を表すものとも限りません。

 

特にまだ使える家具が捨ててあるのは、アメリカならどこでもありえることかもしれませんね。

 

「でもなんでアメリカってこんなに治安が悪いの?」

こんな疑問をお持ちの方、以下の記事ではさらに詳しく解説しています⇩