【意外と知らない】アメリカの大学に進学するメリット&デメリット

【意外と知らない】アメリカの大学に進学するメリット&デメリット

 

はじめに▼

高校生「アメリカの大学に留学を考えてます」

僕「良いと思うよ」

高校生「メリットはなんとなく分かるけど、デメリットってなんかありますか?」

僕「デメリットもたくさんあるよ。まず就活に関してかな」

 

 

本記事ではアメリカの大学に留学する際のメリットとデメリットをまとめています。

僕も実際にアメリカに留学していて、「なんでわざわざ日本の大学ではなく、アメリカを選んだのか」

「アメリカの大学に実際に進学してみて困ったこと」などを実体験を基に書いています。

 

アメリカの大学と日本の大学の違い

 

「アメリカと日本でどんな違いがあるの?」という方はこちらの記事で「アメリカの大学と日本の大学の違い」をまとめています⇓

 

 

これらの違いを考慮しながら、今回は実際のメリットとデメリットをまとめていきたいと思います。

まずはメリットから見ていきましょう。

 

アメリカの大学のメリット

 

メリット①:英語力

 

これはまず第一かと思います。

ここで注意すべきはあくまでも大学進学は「英語を学ぶ」わけではなく、「英語で学ぶ」ということになってきます。

 

「英語を喋れるのは当然」のごとく日々の大学生活が進んでいくのでかなり大変です。

でもその代わり英語は伸びます。

 

生の英語と日々暮らしているので、おそらく日本で英語を学んでいる人や語学学校に半年から1年の留学で英語を学んだ人とは結構な差をつけられるかと思います。(個人差アリ)

 

メリット②:文献が読める

 

個人的にここもかなり上位に上がってくるメリットかと。

アメリカの大学には巨大な図書館があって、そこに数多くの有名な文献があります。

 

アメリカの大学にいて、英語が読めるならこれを利用する以外にありません。

日本の大学でも大量の文献はありますが、大半は日本語で書かれた物や日本語で翻訳された物にどうしても限られてきます。

 

メリット③:学びたいものが決まってなくてもOK

 

高校生のうちに「将来何をやりたいのかわからない」とか、「なにを学びたいのかまだわからないよ」こういう方、多いと思います。

僕も実際これだったので、アメリカの大学に行きました。

 

というのも、アメリカの大学は入学する時点で専攻を決めなくてもOKです。

最初の二年は一般教養科目を勉強しつつ、何を勉強するか決めていきます。

 

日本の大学では入学願書を出す時点で「〜学部」ということで決めなくてはなりません。

ここはアメリカの大学の圧倒的メリットかと思います。

 

メリット④:選択肢が多い

 

大学の総数
日本 1212校
アメリカ 4000校

 

この表を見ても大学数は圧倒的に多いです。

地理的に考えたら日本の大学数もかなり多いですが、数で言えばアメリカの方が選択肢は多いです。

 

さらに言えば、アメリカは学科の数も圧倒的です。

航空学、ジャーナリズム、美容関連、犯罪学、女性学、ファッション関連、航空学、演劇学などなど、特殊な学科も数多くあります。

 

「これを学びたいな」と思った時に日本だとかなり絞られます。

 

さらに、アメリカの大学は「ダブルメジャー」と言って、2つの専攻を選ぶことが可能です。

かなりハードな学生生活になりますが、「これも勉強したいけど、あれもやってみたいな〜」なんて人は2つの専攻科目を勉強できます。

 

メリット⑤:編入制度

 

アメリカでは編入が一般的です。

半分以上の学生が4年間のうちに数回大学を変えます。

 

「ココなんか違ったな」とか、「〜大学であの勉強をしてみたい」と思ったら、今までいた大学の単位を移行することが可能です。

これは日本では一般的ではないですね。

 

さらに、コミュニティーカレッジ(2年制大学)で2年間勉強した後に4年制の大学に編入する⇐これもかなり多くて、コミュニティーカレッジの成績次第では留学生でもアメリカの有名大学に入学することが可能です。

 

メリット⑥:価値観

 

アメリカは多種多様です。

色んな人種の人がいて、色んな国からの留学生がアメリカに勉強しに来ています。

 

そんな中で、クラスではディスカッションをしたり、プレゼンを発表したり、価値観が変わります。

「こんな考えもあるんだなー」とか、「こういう見方もあるんだな」というのが毎日です。

 

 

アメリカの大学のデメリット

 

デメリット①:学費が高い

 

アメリカの大学は世界でトップクラスの高さを誇ります。

これは留学生だけでなく、アメリカ人の学生も州外から来た場合、留学生と一緒で”Out of State Fee”というのを払わなければなりません。

 

【全然違う】アメリカと日本の大学 6つの違い

この記事でも書いたのですが、アメリカの学費は日本の2倍から4倍近く高いです。

 

これは経済的に余裕がないとなかなか留学できませんね。

 

デメリット②:アルバイトができない

 

アメリカでは留学生は基本的にアルバイトが禁止されています。

原則として、大学内でのアルバイトはOKということになっていますが、週20時間までしか働けなく、キャンパス内に限られてしまうので大した仕事はありません。

 

ほとんどの大学のアルバイトは狭き門でして、成績優秀者や家庭的な事情で生活が困難な人しかアルバイトを紹介、または就労できないということになっています。

 

高校生活とか大学生活でアルバイトってすごく大事ですよね。

友達は作れるし、仕事を学べるし、上の人との繋がりはできるしでお金を稼ぐ以外にもかなりのメリットがありますよね。

 

「アメリカ行って、勉強と文化の違いだけ学んで肝心な社会経験がない」これだと困りますね。

ただでさえ学費が高額なのだからこれはかなりきついデメリットかと思います。

 

デメリット③:ホームシック&カルチャーショック関連

 

留学生は必ずと言って経験しなければならないのはホームシックとカルチャーショックです。

これはかなりきついです。

 

特に文化の違いによって起こる人間関係のトラブル系はかなりやられます。

でもこれを乗り越えた上に成長があるので、むしろメリットと言っても良いかも知れませんね。

 

「どうしても帰りたい」ってなったら迷わず帰りましょう。

日本に帰ってきてリフレッシュしたらだいぶ気が楽になりますよ。

 

デメリット④:就労ビザがもらえない

 

「アメリカの大学を卒業したらあっちで働きたい!」⇐これはほぼ無理です。

 

大学を卒業しても就労ビザは基本的にもらえないものと考えておいたほうが良いです。

このトランプ政権下の中、学生ビザでさえかなり厳しくなってきているのが現状です。

 

大学を卒業してできるのは「OPT」というものでこれはあくまでインターンシップです。

その後、企業が「この人うちの会社に欲しいな」と言ったところでVISAが降りるのはかなり稀です。

 

就労ビザに関してはかなり厳しくなってきているのが現状です。

 

デメリット⑤:勉強しかしない

 

アメリカの大学では基本的に勉強しかしません。

逆に言えば、大学は大量の論文やら課題やらを出すわりに就職に必要なことを教えてくれません。

 

アメリカの大学生の中にはビジネスメールの書き方もわからない人もたくさんいます。

「大学では〜の理論や〜の歴史みたいな本を何冊も読んで、いざ大学を卒業しても就職のための知識が無いから就職ができない」こういう学生がたくさんいます。(留学生に限らず)

 

さらに留学生のデメリットとして、アメリカの大学は卒業時期が日本とずれてしまうので、新卒採用の日本では就職活動はかなり不利になる上に大学は学生の就職に関してそこまでサポートはしてくれないので、これはかなりのデメリットです。

 

 

もう一度留学を考えてみよう

 

「とりあえずアメリカに住んでみたい」

「英語をしゃべれるようになりたい」

「とりあえず留学したい」

 

これでパッと飛び立てる方はほんとにすごいと思います。

ですが、もう一度考えてみましょう。

 

もちろん僕も留学していたので、メリットはかなりあると思っていますが、その分デメリットもつきものです。

4年間で1000万円〜2000万円かかる学費&生活費を出して、ものすごい労力をかけて得たものが「英語力」だけでは元が取れないですよね。

 

「自分は将来何がしたいのか」⇦これを明確にすることが大事かな、と思います。