【マジでやばい】秘密結社「KKK」から見るアメリカの人種問題の歴史

【マジでやばい】秘密結社「KKK」から見るアメリカの人種問題の歴史

 

はじめに

僕「知らなかったけど未だにKKKって存在するんだね」

白人アメリカ人「今でも普通にいるよ」

僕「結局何を主張してるの?」

白人アメリカ人「白人の権利が奪われるのが怖いんだよ」

 

当サイト「ミナトのすゝめ」ではアメリカの文化や社会問題をはじめ、国際情報に関して発信しています。

 

 

ということで本日は「KKKとは?」ということですが、アメリカでは今現在においても人種問題が深刻です。

1960年代にキング牧師をはじめとする「公民権運動」があり黒人の権利が尊重されるようになると、「じゃあ白人の権利は?」ということになってしまい今なお終わりません。

 

白人至上主義グループとして悪名高い「KKK(クー・クラックス・クラン)」はその筆頭とも言えます。

そしてこの秘密結社は今でも存在しています。

 

筆者が以前住んでいたインディアナ州のド田舎にもいたくらいです。

本記事ではそのKKKの起源と主張からアメリカの人種問題と歴史について解説していきます。

 

KKKとは?

 

出典:Ku Klux Klan -Wikipedia

 

KKKとは、クー・クラックス・クラン(Ku Klux Klan)という政治団体・秘密結社の略称です。

 

主な政治的主張

白人の権利を守る

非白人の権利を反対

カトリックの権利を反対

同性愛者の主張に反対

フェミニズムの運動に反対

反ユダヤ主義

銃規制反対

 

主なKKKの主張を挙げるとこのようになります。

アメリカではよく、「極右グループ(Super Right Wing)」や「白人至上主義者(White Supremacists)」、「人種差別主義者(Racists)」とも認識されている「悪名高い」政治団体です。

 

しかし現在でもある程度の影響力&知名度は持っており、トランプ大統領当選からその数が増えていることも事実です。

ということでKKKの歴史と現在を見ていきましょう。

 

 

KKKの起源 (1865年〜1870年代)

出典:Ku Klux Klan -Wikipedia

 

KKKはアメリカ南北戦争後の1865年に南部の退役軍人によって設立されました。

つまり南北戦争によって、黒人奴隷は開放され「人はみな平等である」という概念が生まれました。

 

その考えに反対する人たち(白人)が集まったのがKKKという秘密結社です。

ですが、最初こそは「白い布の装束をかぶって街を練り歩く」くらいでしたが、次第に黒人からは恐れられるようになり、同じ思想を持った白人達(特に南部の人達)に支持されるようになりました。

 

これがKKKの始まりですが、1860年〜70年代にかけてKKKの影響力が高まるにつれて、KKKの運動(犯罪行為)も活発になってきます。

黒人が通う教会を燃やしたり、選挙権を主張する黒人を殺害したり、その黒人の主張を支持する白人までもが標的となりました。

 

その後、国から正式に「テロリストグループ」として認識されるようになります。

これは現在でも変わっていません。

 

第2期KKK (1915年〜1944年)

 

正式に国からKKKという団体が危険視され始めるとその活動は息をひそめていきました。

しかし、第一次世界大戦が勃発し、ルシタニア号事件をキッカケにアメリカがヨーロッパ戦線に参戦します。

 

それが火種となり、アメリカ国内では一気にナショナリズムが高まります。

この時期に「第2のKKK」が誕生します。

 

「(当時敵国だった)ドイツ出身のスパイをアメリカから追い出せ」

という主張をするようになると、反ユダヤ主義も同時に高まりました。

 

やがて黒人だけでなく、非白人や他宗教(主にイスラム教)の人々も攻撃の対象となり、放火や殺人、強姦などが日常的に行われるようになり、このへんから残虐を極めていきます。

1924年には史上最高となる600万人の会員数を誇りました。

 

第3期KKK (1950年代〜現在)

 

再びKKKの運動が高まるのは1950年代です。

公民権運動家や非白人へのKKKの残虐行為は続きました。

 

中でも社会的影響が大きかったのは、1964年のフィラデルフィアでKKKが地元警察と結託し3人の公民権運動家を謀殺した事件です。

この事件がその後の公民権法施行に大きく影響を与えたと言われています。

 

現在ではKKKの会員数は8000人から12000人とも言われています。

 

 

KKKの主張

 

「結局彼らは何を主張してるの?」ということですが、「白人の権利を守りたい」ということです。

ある意味、多文化&他人種社会であるアメリカならではの問題でもあります。

 

実際にアメリカに住んでみて確かに言えることは、黒人のコミュニティやアジア人のコミュニティが存在しても「白人のみ」のコミュニティは「白人至上主義」として見られてしまったり、あまり良い目でみられないというのが現実です。

 

つまり黒人やアジア人、ヒスパニックなどの少数派の人達が権利を主張しても支持をする人がたくさんいる。

一方で、白人が自分たちの権利を主張した瞬間に「白人至上主義」「ナチス」「人種差別主義者」このようなレッテルをはられてしまう。

 

これが多くの人達が過激になる原因だと主張します。

 

 

アメリカの人種問題はかなり深刻

 

このように見ても「南北戦争」がアメリカに与えたインパクトは相当なものだったことが分かりますね。

この人種間の問題は今でもなお続いています。

 

トランプ大統領が掲げる公約でもある「不法移民に対しての取締強化」「銃規制の緩和」「オバマ氏の徹底否定」などは様々な人から批判の的となっている一方でKKKなどの保守グループからは熱狂的な支持をされているのも事実です。

 

 

「アメリカの政治問題についてもっと知りたいな」

以下の記事に詳しく解説されているので、気になった方はぜひ一読を!